「高田郡兵衛」の版間の差分
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2009年3月21日 (土) 17:03時点における版
高田郡兵衛【たかだ ぐんべえ】…縁談で脱盟。
松の廊下事件の後、国元に駆けつけ動揺する城内でアダ討ちのアイデアを説いたのも一番だったが、内蔵助の放蕩三昧に愛想をつかしたのも一番だった。
旗本やってるおじさん(内田三郎右衛門)から縁談が来ちゃって困り果て、モジモジしてるとお兄さんが「やぁこいつ仇討ちを考えてるんスよ」と言うと「おおばかものめがー!ご公儀の仕置きに遺恨を差し挟もうというのか!5人以上のものが申し合わせるおこないは徒党の罪じゃ!言語道断!!」(古田求の脚本)とか、しまいにゃ「ばらすぞ!」と迫られ板挟みになって最初に脱盟。
ちなみにおじさんは脱盟までさせたのに郡兵衛に家督を譲っていないとか。
内田さんが「伯父」ではなく、はらませちゃったカノジョのお父さんという設定のときがあった(元禄繚乱)。やっぱり「ばらすぞ!」とせまられるが、急進派の高田が女のことでにっちもさっちもいかなくなると言うのがマヌケでわかりやすかった。
最初の脱名に仲間達は「あんにゃろう!踏み殺せっ!!」と大ブーイングだった。
隠れ家に差し入れをしたり、討ち入りが終わったあとにのこのこみんなに会いに来るが門前払いを食らう演出のあるドラマやお芝居もある。脱盟したあとに「悪かった」という態度で後々まで出番を引きずる珍しいキャラクター。
忠臣蔵 花の巻雪の巻ではあばずれと恋仲になり、彼女が討ち入りの日に高田を離してくれなかったので心中して脱盟するという、オリジナルエピソードに変えられている。
(奥田、ヤスベエ、高田で江戸急進派トリオ)