10,734
回編集
差分
村上喜剣
,編集の要約なし
喜「町人。今日は祭りか?」
町「てやんでえ。浅野の家来の墓参りよ!」
喜「なんと!赤穂浪士がなんとかいたしたか!?」
町「なんにもしらねえのか唐変木。去年の暮れの14日に(中略)…というわけよ!」
喜「なんと!してその中に大石内蔵助あるや!?」
町「あるやにもねえやにもリーダーじゃねえかバカ提灯!」
喜「ガ〜〜ン!!」
町「おれたちゃ細川様のところの出入りの職人よ。そういえばよう、兄弟。
お預けになった17人の話し相手、[[堀内伝右衛門|堀内様]]から聞いた
村上ナントカって奴の話はいまだに癪がさわるなあ。
京都で大石様に仇打つ心があるか問いただし、侮辱三昧したてえじゃねえか。
世の中の人はバカで利口の真似をする。大石様は利口でバカの真似をしたんだ。えれえなあ」
みんなが品川の宿へ女郎買いに行っちゃったあと「ばばあ…泉岳寺とは…どの方角じゃな…」
喜剣はそれからというもの、雨の日も風の日も泉岳寺まで通いけり。
しまいにゃ「あの世でお詫びを」とシャーシャー雨のふる中、泉岳寺の大石の墓前で割腹する。