ベルリン忠臣蔵SUMMER OF SAMURAI
提供: Kusupedia
ドイツ映画。
要は昼間に再放送やってるようなサスペンス推理ドラマ系+忍者ムービー。
時代は現代。ドイツのある街で連発する金庫破り事件。各現場には、ある「日本語」が残されている。日本人捜査官でさえ「苗字」であること以外その関連性はにわかにはわからない…。
女性記者はある日、書物からそれが四十七士の名前だと気づく。地図上の四十数カ所の事件現場の点と点を結ぶとそこに「大石」という文字が浮かび上がるのであった。
忠臣蔵ファンのあたしには好感度は高い。
ツッコミどころ満載のB級映画ではあるものの、日本や忠臣蔵に対して愛情たっぷりで丁寧に作られてるのだ。
丁寧はけっこうだが、見てて眠くなりました。簡単にいうとつまらない。
音楽が同時代の「死霊のえじき」に似てる電子音。
邦題やキャッチコピーは、「死霊の盆踊り」も手掛けた、版権輸入会社院時代の江戸木 純さん。
<附言>
同様の推理劇に2022年の「片想いの彼のために捜査してたら、いつのまにか名探偵になりました。(仮)」(フジテレビ)という短い単発(なのか?)WEBドラマがあり、なぞの連続水風船(中の液体には色がついてる)ぶつけられ事件の被害者の名前が「大石」「不破」「間」「片岡」「吉田」…。という部分が本作に似ている。
「ベルリン」の内容をもう忘れてしまったが、たぶん「片思い」のストーリーのほうが凝ってる気がした。