怪獣総進撃
ゴジラの怪獣映画シリーズ。
地球征服をもくろむキラアク星人が、怪獣島で仲良く暮らす無数の怪獣たち(ゴジラ、アンギラス、クモンガ等)をコントロールしようとするが、地球人に怪獣を奪還されて計画が失敗しそうになるので、急遽宇宙怪獣キングギドラを一匹だけ呼んできて怪獣軍団に立ち向かわせるが、当然「多勢に無勢」で、ギドラはオーバーキルな集団リンチにあう。
もともとは「怪獣忠臣蔵」と言う名前の企画だっとか。
でも完成品は、敵の宇宙人が「吉良」をもじった「キラアク星人」であること以外はまったく忠臣蔵してない。
キングギドラが死んだあとに、ゴジラが富士の裾野のキラアク星人の地下要塞を襲い始めるのだが、国連科学委員会の人たちがこれをモニターしながら
「怪獣の殴り込みですよ!」
「うん」
というシーンがある。このへんが忠臣蔵?(じゃ、ギドラはさしずめ、清水一学?。)(註01)
快楽亭ブラック師匠が勝手に完成させて、独演会で「怪獣忠臣蔵」をネタとしてかけている。
註01…当時、特技監督助手をしていた中野昭慶さんによれば「昭和43年当時、東宝は特撮映画年間6本の量産体制を模索していました。その中で怪獣映画も最低2本位はつくっていこうという気運の中で生まれたのが忠臣蔵の怪獣版「怪獣総進撃」でした。日本映画永遠のベストセラー「忠臣蔵」の御威光を借りようというわけです。キラアク星人基地はあの四十七士たちが押し入った吉良邸とイメージが重なりませんか? ゴジラの姿もまさに本懐を遂げようとする寸前の大石蔵之助(ママ)に似て勇ましくも恰好いいような気がするのですが……。
因みに、キラアクとは吉良上野介は悪人「吉良悪」のもじりです。」
(酒井ゆうじプロデューズ「ゴジラ全集3rd」ブラインドボックスのジオラマつきフィギュア ミニブック解説より)
<<余談>>
2016.7月公開の「シン・ゴジラ」には泉岳寺や新橋、愛宕下といった、忠臣蔵ゆかりの地が出てくる。(ほぼ字幕だけでだけど…)
