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ショウ マスト ゴー オン 幕をおろすな

69 バイト追加, 2020年5月4日 (月) 10:01
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 このころの三谷幸喜がテレビ用の脚本に慣れてなかったのか、テレビスタッフの腕前の問題なのか、'''すごくしろうと臭い'''(好感は持てるけど)出来なのであります。
 あと、どういう事情なのか、びっくりするほど(じゃっかんイラッとするほど)出演者に あと、「ここはイイ女がキャスティングされるべきだろう」というポジションでびっくりするほど'''美人が不足している'''というのも特筆すべき特徴。(補足:コレ執筆後、古くからの三谷ファン〜漫画家けらえいこ夫妻〜にうかがったら、このドラマは当時の東京サンシャインボーイズの劇団員で出演者が構成されており、いろいろしょうがない旨、概略ご説明いただいた。)。。(補足:コレ執筆後、古くからの三谷ファン〜漫画家けらえいこ夫妻〜にうかがったら、このドラマは当時の東京サンシャインボーイズの劇団員で出演者が構成されており、いろいろしょうがない旨、概略ご説明いただいた。)。
 さて、肝心な劇中劇の忠臣蔵ですが、「ブラボー忠臣蔵」というアバンギャルドなものにアレンジされてる設定なので、それがツッコミどころの免罪符になっており、もう自由でいいわけでして、忠臣蔵であって無いような感じになっておりました。この本を書くに当たって、三谷幸喜はあらためて忠臣蔵を研究するようなことはしてないんじゃないかと思います。<small>(註01)</small>
 ンま、それでもあえて突っ込むなら吉良のセリフにある「わしにはお上がついている!」コレは「お上」より「上杉十五万(or三十万)石」のほうがイイかもですね。お上からは見放されたことで有名なので。石」のほうがイイかもですね。お上からは見放されたことで有名なので。(どっちでもいいや)
 江戸の一大事の手紙を受け取った内蔵助が「殿が亡くなられた!お家断絶の再興の望みも断たれた今、赤穂の塩は粗塩となって瀬戸内の海に流れて行くわいなあ」ってセリフはあまりにもめちゃくちゃで逆に爆笑しました(笑)。<small>(註02)</small>
註01…たとえば09年秋のJ-waveの番組で清水ミチコ氏に忠臣蔵の魅力を説いて聞かせていたこともあり、もともとくわしいと見受ける。waveの番組で清水ミチコ氏に忠臣蔵の魅力を説いて聞かせていたこともあり、もともとおくわしいとお見受けしました(歴史好きでらっしゃるし)。
2014年の舞台「[[吉良ですが、なにか?]]」のパンフレットで古くから東京サンシャインボーイズに携わってる阿南健治氏(「ショウ・マスト・ゴー・オン」では大石内蔵助)が、「[[吉良ですが、なにか?]]」までは三谷氏は本格的に忠臣蔵はやってないとコメントしてらっしゃるので、機会を捕まえて三谷先生ご本人にうかがったら「日大の後輩のために、ちょっと書いたことがあります」ということで、昔ネットで見かけた88年だか89年の「大忠臣蔵」って言うのがソレらしい。」までは三谷氏は本格的に忠臣蔵はやってないとコメントしてらっしゃるので、機会を捕まえて三谷先生ご本人にうかがったら「日大の後輩のために、ちょっと書いたことがあります」ということで、昔ネットで見かけた88年だか89年の「大忠臣蔵」って言うのが、たぶんソレらしい。
註釈02…「殿が亡くなられた!お家断絶の再興の望みも断たれた今、赤穂の塩は粗塩となって瀬戸内の海に流れて行くわいなあ」…内蔵助が手紙で殿様の死を知った段階では「再興の望みが絶たれる」のは、かなり未来の話しであり、この台詞のおかしさをたとえるなら「夜が明けた!もう日が暮れたから…」というちぐはぐ。註02…「殿が亡くなられた!お家断絶の再興の望みも断たれた今、赤穂の塩は粗塩となって瀬戸内の海に流れて行くわいなあ」…内蔵助が手紙で殿様の死を知った段階では「再興の望みが絶たれる」のは、かなり未来の話しであり、この台詞のおかしさをたとえるなら「夜が明けた!もう日が暮れたから…」というちぐはぐ。

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