「ショウ マスト ゴー オン 幕をおろすな」の版間の差分

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三谷幸喜、作、演出の喜劇。
 
三谷幸喜、作、演出の喜劇。
  
1992年の深夜にフジテレビで放送されたそうです。「ラジオの時間」や「笑いの大学」などに見られる、創作科の本意ではないアクシデントが作品をめちゃめちゃしていくお家芸の、元祖みたいな作品。大泉洋は本作品を見て役者を目指したとか?
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1992年の深夜にフジテレビで放送されたそうです。「ラジオの時間」にも見られる、創作家の本意ではないアクシデントが次々に起きて作品がめちゃめちゃになっていくのを現場の人間が四苦八苦してエンディングまで持って行くという、いわば三谷幸喜のお家芸の元祖みたいな作品。大泉洋は本作品を見て役者を目指したとか?
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設定が「舞台裏」で、紀伊國屋ホール(94)でお芝居やったときは劇中劇が「マクベス」でしたがテレビ版は'''「忠臣蔵」'''だったんですねえ!うれしいですねえ。
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「マクベス版」を先に見たが、コレをいったいどういう風に忠臣蔵に変えるんだろうとかなり興味津々。洋風の設定にアンバランスに食い込んでいく和風の小ネタあれこれ。「俺の人生、お先マクベス」というギャグなど。
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おはなしは命が危ない老役者をサポートすべく、裏方や共演者がてんやわんや。
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勝手に作品を変えられた作家が「どうして言ってくれないのかなー。言ってくれたら、ボク、自分で直したのになーっ」と悲痛に(そして滑稽に)叫ぶシーンは、テレビのオンエアを見たらCG屋さんが黙ってあたしの絵を描き変えてたなんてことが日常の私には他人事とは思えませんでした。
  
設定が舞台や舞台裏で、紀伊國屋ホールでお芝居やったときは題材が「マクベス」でしたがテレビ版は「忠臣蔵」だったんですねえ!うれしいですねえ。
 
  
 
(つづく)
 
(つづく)

2008年10月13日 (月) 01:47時点における版

三谷幸喜、作、演出の喜劇。

1992年の深夜にフジテレビで放送されたそうです。「ラジオの時間」にも見られる、創作家の本意ではないアクシデントが次々に起きて作品がめちゃめちゃになっていくのを現場の人間が四苦八苦してエンディングまで持って行くという、いわば三谷幸喜のお家芸の元祖みたいな作品。大泉洋は本作品を見て役者を目指したとか?

設定が「舞台裏」で、紀伊國屋ホール(94)でお芝居やったときは劇中劇が「マクベス」でしたがテレビ版は「忠臣蔵」だったんですねえ!うれしいですねえ。

「マクベス版」を先に見たが、コレをいったいどういう風に忠臣蔵に変えるんだろうとかなり興味津々。洋風の設定にアンバランスに食い込んでいく和風の小ネタあれこれ。「俺の人生、お先マクベス」というギャグなど。

おはなしは命が危ない老役者をサポートすべく、裏方や共演者がてんやわんや。

勝手に作品を変えられた作家が「どうして言ってくれないのかなー。言ってくれたら、ボク、自分で直したのになーっ」と悲痛に(そして滑稽に)叫ぶシーンは、テレビのオンエアを見たらCG屋さんが黙ってあたしの絵を描き変えてたなんてことが日常の私には他人事とは思えませんでした。


(つづく)