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舞台版は1994年の紀伊國屋ホールのを中継番組で見たが、喜劇暗黒時代のビミョーな時代背景(この頃の和製コメディの多くはわざとらしいばっかりでホントにおもしろくない)なのにすごく笑える。 舞台版は1994年の紀伊國屋ホールのを中継番組で見たが、喜劇暗黒時代のビミョーな時代背景(全般的に、この頃の和製コメディの多くはわざとらしいばっかりでホントにおもしろくない)なのにすごく笑える。
また、「時間稼ぎ」こそがキーになっているこの芝居なのに、討ち入りを1年10ヶ月も引き伸ばす、恰好の「お家再興」という材料を、冒頭で捨ててしまうのは失敗で、いまの三谷先生ならこんなことはしないのでは?と思う。 そのことは「時間稼ぎ」こそがキーになっている「忠臣蔵」において、討ち入りを1年10ヶ月も引き伸ばす、恰好の「お家再興」という材料を、冒頭で捨ててしまうのは失敗で、いまの三谷先生ならこんなことはしないのでは?と思う。
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このころの三谷幸喜がテレビ用の脚本に慣れてなかったのか、テレビスタッフの腕前の問題なのか、時代なのか'''すごくしろうと臭い'''(好感は持てるけど)出来なのであります。
あと、「ここはイイ女がキャスティングされるべきだろう」というポジションでびっくりするほど'''美人が不足している'''。(補足:コレ執筆後、古くからの三谷ファン〜漫画家けらえいこ夫妻〜にうかがったら、このドラマは当時の東京サンシャインボーイズの劇団員で出演者が構成されており、いろいろしょうがない旨、概略ご説明いただいた。)。。(補足:コレ執筆後、古くからの三谷ファン〜漫画家けらえいこ夫妻〜にうかがったら、このドラマは当時の東京サンシャインボーイズの劇団員で出演者が構成されており、いろいろしょうがない旨、概略そうご説明いただいた。)。
註03…「殿が亡くなられた!お家断絶の再興の望みも断たれた今、赤穂の塩は粗塩となって瀬戸内の海に流れて行くわいなあ」…内蔵助が手紙で殿様の死を知った段階では「再興の望みが絶たれる」のは、かなり未来の話しであり、この台詞のおかしさをたとえるなら「夜が明けた!もう日が暮れたから…」というちぐはぐ。