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垣見五郎兵衛

1,107 バイト追加, 2021年12月28日 (火) 20:08
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察するプロセスはアレンジが様々で、詰め寄られた大石が仕方なく白紙の道中手形やIDを見せるのをキッカケに、垣見がかたわらの荷物のカバーのマーク(定紋、丸に鷹の羽のぶっちがい)にハッと気がついたりするのが主流だが、内蔵助が「これがID」と言って殿の短刀(ちいさがたな/九寸五分)を見せたり、連判状または位牌を見せたり、といろいろ。察するプロセスはドラマによってアレンジが様々で、詰め寄られた大石が仕方なく白紙の道中手形やIDを見せるのをキッカケに、垣見がかたわらの荷物のカバーのマーク(定紋、丸に鷹の羽のぶっちがい)にハッと気がついたりするのが主流だが、内蔵助が「これがID」と言って殿の短刀(ちいさがたな/九寸五分)を見せたり、連判状または位牌を見せたり、といろいろ。
情けを受けた内蔵助は堂々とお礼も言えないので「武士は相身互い。よくよくのご事情があってのこととお察し申す」(古田求脚本など)と言ってお礼とする。情けを受けた内蔵助は堂々とお礼も言えないので「武士は相身互い。よくよくのご事情があってのこととお察し申す」([[忠臣蔵(大映)]]や古田求脚本など)と言ってお礼とする。
二人は別れるが別れるまで本物とニセモノの振りをしとおす。
浪曲では垣見左内(かきみさない)。内蔵助、浪曲では垣見左内(かきみさない)。 大石の東下りと、左内の京都上りで、神奈川宿でぶつかる。ドラマで見るこのシーンで、大石側メンバーが襖の向こうでカタナの柄に手をかけて固唾を呑んでるシーンがあるが、ずっと「偽物とバレたからと言って相手を斬ってしまったところで、どうするんだろう」と思っていたものだが、浪曲では「垣見左内とお供二人を殺したあと、宿に火を放って、ドサクサで逃げる」という作戦だったらしい。(ひどすぎる。笑 京山幸枝若「大石と垣見」) 内蔵助、[[大石主税|主税]]親子が五郎兵衛、左内というふうに化けているという講談もある。
まんが「忠臣蔵とその時代」(シナリオ小林隆)では「わたしは垣見左内の伯父、江州(ごうしゅう)郷士、垣見五郎兵衛でござる。左内の後見人として訴訟のためまいった」と江戸の公事宿「小山屋」に泊まる。
 
「[[峠の群像]]」では同じような伯父甥の関係で日本橋・小山屋に泊まるが、垣見を「カケヒ(筧)」と読んでいる。
史実でも実際に内蔵助はこの名を語っていたということと、歌舞伎の「勧進帳」をヒントにこしらえた講話なんだと思います。史実でも実際に内蔵助はこの名を語っていたということと、歌舞伎の「勧進帳」をヒントにこしらえた物語なんだと思います。
そっくりなシチュエーションでそもそも[[立花左近]](たちばなさこん)というキャラ名の時もある。(たちばなさこん)というキャラ名でそっくりなシチュエーションがあり、それが映画では定番であった。昭和7年の「忠臣蔵」(松竹/衣笠貞次郎監督/坂東寿三郎、長谷川一夫(林長二郎))から、垣見五郎兵衛(その映画では市川右太衛門が演った)になった説アリ。(要確認)

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