差分

提供: Kusupedia
移動先: 案内検索

垣見五郎兵衛

503 バイト追加, 2015年11月1日 (日) 20:14
編集の要約なし
彼は最初、自分の名を語る不届きなやつと部屋に踏み込むが、迎えた内蔵助も「我こそが垣見五郎兵衛」とゆずらない。
混乱する垣見だが、すぐに目の前の人物を主君の仇討ちをせんとする赤穂浪士と'''察し'''、心の中で「それならそうと言ってくれれば便宜もはかったし、さぞ心を痛めたであろう。なんで通さでなるものか」という同情&応援の気持ちから、'''自分のほうがニセモノだと詫びる'''。意外な展開にビックリするのは内蔵助。。意外な展開にビックリする内蔵助。
その上「コレ、私の偽造品です。処分しちゃってください」と言って本物のIDを内蔵助にくれる。
察するプロセスはアレンジが様々で、詰め寄られた大石が仕方なく白紙の道中手形やIDを見せるのをキッカケに、垣見がかたわらの荷物のカバーのマーク(定紋、丸に鷹の羽のぶっちがい)にハッと気がついたりするのが主流だが、内蔵助が「これがID」と言って殿の短刀(ちいさがたな/九寸五分)を見せたり、連判状または位牌を見せたり、といろいろ。察するプロセスはドラマによってアレンジが様々で、詰め寄られた大石が仕方なく白紙の道中手形やIDを見せるのをキッカケに、垣見がかたわらの荷物のカバーのマーク(定紋、丸に鷹の羽のぶっちがい)にハッと気がついたりするのが主流だが、内蔵助が「これがID」と言って殿の短刀(ちいさがたな/九寸五分)を見せたり、連判状または位牌を見せたり、といろいろ。
情けを受けた内蔵助は堂々とお礼も言えないので「武士は相身互い。よくよくのご事情があってのこととお察し申す」(古田求脚本など)と言ってお礼とする。情けを受けた内蔵助は堂々とお礼も言えないので「武士は相身互い。よくよくのご事情があってのこととお察し申す」([[忠臣蔵(大映)]]や古田求脚本など)と言ってお礼とする。
二人は別れるが別れるまで本物とニセモノの振りをしとおす。
まんが「忠臣蔵とその時代」(シナリオ小林隆)では「わたしは垣見左内の伯父、江州(ごうしゅう)郷士、垣見五郎兵衛でござる。左内の後見人として訴訟のためまいった」と江戸の公事宿「小山屋」に泊まる。
「[[峠の群像]]」では同じような伯父甥の関係で日本橋・小山屋に泊まるが、垣見を「カケヒ(筧)」と読んでいる。
史実でも実際に内蔵助はこの名を語っていたというから、誰かがそれをヒントにこしらえた講話なんだと思います。
そっくりなシチュエーションで史実でも実際に内蔵助はこの名を語っていたということと、歌舞伎の「勧進帳」をヒントにこしらえた物語なんだと思います。 そもそも[[立花左近]](たちばなさこん)というキャラ名の時もある。(たちばなさこん)というキャラ名でそっくりなシチュエーションがあり、それが映画では定番であった。昭和7年の「忠臣蔵」(松竹/衣笠貞次郎監督/坂東寿三郎、長谷川一夫(林長二郎))から、垣見五郎兵衛(その映画では市川右太衛門が演った)になった説アリ。(要確認)

案内メニュー