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●討ち入りのとき、各メンバーに付けたひらがな文字は「左仮名は表門、右文字は裏門、同文字3人は一組で」と指示が出て、これも斬新だった。●討ち入りのとき、各メンバーに付けたひらがな文字は「左仮名は表門、右文字は裏門、同文字3人は一組で」と指示が出て、これも斬新だった。(<講談本にある)
というわけで、字幕と内容とに「おや」と思うところがちょいちょいあったのですが、なんでも本作は尾上松之助の一周期(昭和2年)に『増補改訂忠臣蔵』と名を変えて上演しているそうであります(※01)。その際大河内伝次郎の鍔屋宗伴とかが「増補」されたようで、「おや」と思う原因の手がかりなのかなと思っております。というわけで、字幕と内容とに「おや」と思うところがちょいちょいあったのですが、なんでも本作は尾上松之助の一周忌(昭和2年)に『増補改訂忠臣蔵』と名を変えて上演しているそうであります(※01)。その際大河内伝次郎の鍔屋宗伴とかが「増補」されたようで、「おや」と思う原因の手がかりなのかなと思っております。
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{{Cinema|制作=日活大将軍|公開=1926|内蔵助=尾上松之助|星=3|頃=}}
[[画像:Maccyan.jpg|thumb|役者絵:尾上松之助]]
貴重な、尾上松之助、晩年(この公開年になくなっている)の「忠臣蔵」。
●いきなりズドーンと飛んでみんなを集めて円山会議(…字幕では「泉岳寺」ということになってるが)。そこでメンバーめいめいに椀の置かれたお膳が用意されており、椀の中にまんじゅうみたいの(おはぎ?)が入っててそれをどけると椀の底に「討ち入り決行」を知らせるメモが入ってる。ウォーと盛り上がるメンバー。お椀の筆談だいなし(笑)。
●「赤穂浪士の乱入だッ」・・・赤穂浪士・・大佛次郎の作品より前の映画ですが、ま、大佛次郎が発明した言葉でもないので、いやでもやっぱり、この字幕・・・