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尾上松之助の忠臣蔵

174 バイト追加, 2018年2月4日 (日) 09:35
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{{Cinema|制作=横田商会|公開=1910|内蔵助=尾上松之助|星=3|頃=}}
最古に近い忠臣蔵映画と言われているそうです。近代フィルムセンターは「実録 忠臣蔵」と呼ぶ。最古に近い忠臣蔵映画と言われているそうです。近代フィルムセンターでは「実録 忠臣蔵」と呼んでいる作品。
これがBS2で放送があったときは「明治43年〜大正6年頃」の製作であると、スーパーで入っておりますが、近代フィルムセンターは1910〜12年としている。「日本映画データベース」によると1910年(M43)としてあります。初代総理大臣の伊藤博文が暗殺された翌年。とにかくこの映画の43年前は江戸時代ですよ。すごい昔の映画。
2018年に、活弁の片岡一郎氏が京都の古道具屋で新たなシーンを発見した。「無声映画 忠臣蔵」とあったその商品について道具屋の主人は「それホモ映画だよ」と言っていたが、それはそれで面白いやと買ってみたら大発見だったという。(2018年2月近代フィルムセンター 大ホール上映会にて。無音。字幕は場所の説明のみ。)
新たに発見された映像は非常に状態が良く、画質が良い。地べたにはっきり布が敷いてあるのがわかる。新たに発見された映像は非常に状態が良く、画質が良い。これまではコントラストが強く飛び気味だった画質しか拝めなかったが発見フィルムは落ち着いた画質で雪のシーンで地べたにはっきり白い布が敷いてあるのがわかる。
オリジナルは相当長いとされているが、どういうところがカットになったんだろうと抱いていた疑問が今回の発見で自分なりに払拭した。無くなってるシーンには音が入ってもいないのに会話シーンが長回しでたっぷりあるのだ。
・祇園。[[村上喜剣]]とは別に内蔵助を斬ろうとする武士のシーン。たぶん見かぎった浪士仲間。
・東下りの時に人足が禁裏御用の荷物を運ぶ(人足が運ぶのか?)シークエンスの尻切れトンボだったコミカルなシーンの「オチ」・東下りの時に人足が禁裏御用の荷物を運ぶシークエンスの尻切れトンボだったコミカルなシーンの「オチ」
・旅籠・近江屋に[[立花左近]]が到着するシーン
・出し抜けに「毎度有難う御座居ます」の文字。
・泉岳寺で[[浅野内匠頭|冷光院様]]の墓前でだれかわからないが女性が現れて(曲げの形から戸田??)、白紙を咥えて扇子で顔を覆うようにしたりして(舞い?)、吉良の頭部を短刀でペシペシして彼女の両脇を[[武林唯七|竹林唯七]]ともうひとりが弓を掲げて3人でポーズする儀式。(なんでしょう?)ともうひとりが弓を掲げて3人でポーズする儀式。(なんでしょう?弓取りの一種?)
などなど。
近代フィルムセンターでは近い将来「最長版」を作りたいと研究員さんがMCでおっしゃってました。

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