10,698
回編集
差分
提供: Kusupedia
峠の群像
,編集の要約なし
{{Cinema|制作=NHK|公開=1982|内蔵助=緒形拳|星=25|頃=}}
[[画像:Kataoka2.jpg|thumb|役者絵:郷ひろみ]]
「わしが迷っていてなぜ悪いのかぁっ!」
忠臣蔵がキライというヒトの中には「出てくる人がみんな立派すぎる」という点を上げる人いる。深作欣二監督などもそう言ってた。
連絡の行き違いから畳替え事件が起こり、そのことで[[吉良上野介|吉良]]が[[柳沢吉保|柳沢]]に怒られるであるとか、ふつう[[上杉綱憲]]を制止する[[色部又四郎]]が率先して討ち入りされてる吉良家に出かけようとしたり。また、大きな特徴としては「倒産後も経営存続できますか?」という点が大きく取り上げられていたり(原作者が経済評論家だからか)。
[[原惣右衛門]]をやった矢野宣(「新幹線大爆破」で発狂する商社マンで有名)がたえずトイレを我慢してるような顔つきで内蔵助のそばにいて、なにかというと怒鳴り散らすのがカンにさわったが、実はこれも見事な演出で、最終的に討ち入りの時、彼'''役者っぷりがいいのは吉良の伊丹十三だけ'''。ズバ抜けて魅力的であります。が勝ちどきを上げるという徹底したKYキャラが仕上がっていたんで結果的に好感が持てた。
また伊丹十三の吉良もよく、「峠」の内容は記憶してないが伊丹はよかった、という人も多い。