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忠臣蔵ー花に散り雪に散りー

1,017 バイト追加, 2023年12月2日 (土) 13:11
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{{Cinema|制作=宝塚雪組|公開=1992|内蔵助=杜けあき|星=2|頃=}}
[[画像:Takaraduka.jpg|thumb|公開当時のパンフレット]]
宝塚!?と最初は想像もつかなんだが、見てみると意外にすんなりなじんでいる。
さて、おはなしはスタンダードだが、「え、それもここで言わなくっちゃダメ?」と思うほどセリフの中に情報量が多く、これは同時に脚本家がどれほど忠臣蔵を愛し、こだわってるかの証明でもあるのだが、ビギナーにはおよそ不必要と思われる赤穂事件情報までセリフに盛り込まれているので、これをサービスととらえるのか、脚本家と独りよがりととらえるのか、ビミョー。さて、おはなしはスタンダードだが、「え、それもここで言わなくっちゃダメ?」と思うほどセリフの中に情報量が多く、これは同時に脚本家がどれほど忠臣蔵を「こなし」、こだわってるかの証明でもあるのだが、ビギナーにはおよそ不必要と思われる赤穂事件情報までセリフに盛り込まれているので、これをサービスととらえるのか、脚本家と独りよがりととらえるのか、ビミョー。
もうちょっと刈り込むと誰が見ても愉快な歌劇になるんじゃないだろうか。変なところが「重厚」な作品であります。
(加筆・・・漫画「ZUCCA×ZUCA」(はるな檸檬 講談社刊)によると、ヅカヲタの方はフランス革命にしても源氏物語にしても、取り上げられる題材は予習して出掛けるそうであります。すばらしすぎる。)(加筆・・・漫画「ZUCCA×ZUCA」(はるな檸檬 講談社刊)によると、ヅカヲタの方はフランス革命にしても源氏物語にしても、取り上げられる題材は予習して出掛けるそうであります。すばらしすぎる。(さらに加筆)公演当時16歳の遼河はるひは観劇して「宝塚受験する前に生で見てめちゃくちゃかっこいいしお話も大好きで…」と当時を振り返っている。高校生にも刺さってた。<small>(NHK「えぇトコ」2023.11月放送)</small>)
討ち入りは47士のダンスでイメージされ、実際のチャンバラは無い。厳密に言うと[[小林平八郎]]1人だけ相手にした、ごく短いのはあるのだが、台本(初稿?初稿?パンフレットに掲載)の段階ではもっと殺陣が予定されてたのに、なんでやめちゃったんだろう。
杜けあきの引退公演でもあり、最後の最後内蔵助の彼女が「もはやこれで思い残すことはござらんっ!」と言ってハケるサマは内蔵助の辞世ともかぶってなかなかジーンと来る。(ちなみに台本には無いセリフ)杜けあきの退団公演でもあり、最後の最後内蔵助の彼女が「もはやこれで思い残すことはござらんっ!」と言ってハケるサマは内蔵助の辞世ともかぶってなかなかジーンと来る。(ちなみに台本には無いセリフ。ちなみに新人公演では香寿たつきが内蔵助だったようだが、「思い残すことはござらん」は言うたんかな。)
とっくに辞めちゃったが、あたしの友達が<附言> (2018年加筆)当舞台で[[赤埴源蔵中村勘助]]を演ってる。源蔵と言えば人気キャラだが、このお芝居での赤埴源蔵は出番が少なかった(TдT)。残念!を担当した汐美真帆様(当時デビューから3舞台目)と、喰始先生のご自宅でご一緒した時「これの再演がないのは、内蔵助役を演る人がいても安兵衛役などほかの義士の配役が、現在難しいのじゃないか」というお話をうかがった。 市川右太衛門も言っていたが、会社とスタッフとキャストがバチッとメンツと足並みが揃わないと成功しない謎の演目が「忠臣蔵」でございますな。   == 関連作品 == * [[忠臣蔵ファンタジー 元禄バロックロック]](花組)2021
[[Category:くすおの忠臣蔵作品評|1992]]

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