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悲恋おかる勘平

847 バイト追加, 2019年6月20日 (木) 20:39
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[[画像:hiren.jpg|thumb|公開当時のパンフレット]]
[[通し狂言 仮名手本忠臣蔵|仮名手本忠臣蔵]]の五段目と六段目にあたる、お軽&勘平の悲劇を映画化したもので、30でこぼこの勘平を24歳の萬屋錦之介(当時:中村)が演じている、ラブストーリー忠臣蔵。の五段目と六段目にあたる、[[お軽]]&[[早野勘平|勘平]]の悲劇を映画化したもので、30でこぼこの勘平を24歳の萬屋錦之介(当時:中村)が演じている、ラブストーリー忠臣蔵。
とにかくマジメ一貫のキャラ・勘平くんはおかると彼女の実家に引っ込んだあと猟師をしてるが、茶店でお家断絶のうわさを聞いてお軽一家とミズさかずきして赤穂城に駆けつけるけど門前払いされて、あげく無血開城ってことで悲嘆に暮れてすごすごお軽ンちに戻り、「猟師頑張ります!」とカラ元気。とにかくマジメ一貫のキャラ・[[早野勘平|勘平]]くんはおかると彼女の実家に引っ込んだあと猟師をしてるが、茶店でお家断絶のうわさを聞いてお軽一家とミズさかずきして赤穂城に駆けつけるけど門前払いされて、あげく無血開城ってことで悲嘆に暮れてすごすごお軽ンちに戻り、「猟師頑張ります!」とカラ元気。
そんなある日[[神崎与五郎]]から内蔵助が殿さまの石牌建立の話を聞き、舅・[[与市兵衛]]に十両の金策をたのむ。
(ま、概してラブストーリーの感想は男女でそんなふうに別れるものかもですな)
 
・・余談だが、「笛吹童子」「里見八犬伝」「紅孔雀」路線の錦之介はたいそうかっこよかったそうで、そこに魅了されてた往年のファンは本作や「[[赤穂浪士 天の巻・地の巻]]」の[[小山田庄左衛門]]の意気地なしなありさまには心からエールを送れなかったそうです。
(以下ネタバレ)
勘平の名は短冊に書かれて彼の槍とともに討ち入りで活躍。死んで参加する、討ち入り装束姿の勘平にジワッと来る。[[早野勘平|勘平]]の名は短冊に書かれて彼の槍とともに討ち入りで活躍。死んで参加する、討ち入り装束姿の勘平にジワッと来る。
歌舞伎でははっきりしないおかるの行く末は、生前の内蔵助に身請けされたあと瑤泉院のところで働くというかたちで丸く収まります。
ちなみに、定九郎ももちろん登場(イノシシも小ぶりの可愛いのが出ます)するが、松乃廊下事件の時に勘平を侮辱したり、浪人後は農家から小作米をぶんどる無頼漢として出番が多い。演じるは高木二朗さんというきわめてオッサン顔の人だが、これはこれで良い定九郎でした。ちなみに、[[斧定九郎|定九郎]]も、もちろん登場するが、松乃廊下事件の時に勘平を侮辱したり、浪人後は農家から小作米をぶんどる無頼漢として出番が多い。演じるは高木二朗さんというきわめてオッサン顔の人だが、これはこれで良い定九郎でした。 
<附言>
「[[大忠臣蔵(NET)|ミフネ版]]」に前後編で本作と同じタイトルの回があるので(石坂浩二の勘平✕山本陽子のお軽)、リピート放送があるとこのコーナーのアクセス数が上がる。
現在「厳密には石坂の役は[http://dl.rakuten.co.jp/prod/801471977.html 楽天ダウンロード[萱野三平]]であるが、萱野の死をまるきり[[通し狂言 仮名手本忠臣蔵|仮名手本]]の勘平のエピソードになぞらえた全く新しい悲恋もの(<なかなかかっこ良くアレンジされ、お軽に横恋慕するのが[[鷺坂伴内|伴内]]ではなく[[斧定九郎|定九郎]]」にて、安価で見られます!(2015.2月現在コンテンツが無くなっているようです)。)に構成しなおされている。

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