「斧定九郎」の版間の差分

提供: Kusupedia
移動先: 案内検索
1行目: 1行目:
斧定九郎【おの さだくろう】…「仮名手本忠臣蔵」5段目の人。[[斧九太夫]]のニート息子。
+
斧定九郎【おの さだくろう】…「[[通し狂言 仮名手本忠臣蔵|仮名手本忠臣蔵]]」5段目の人。[[斧九太夫]]のニート息子。
  
 
真っ暗闇の山崎街道で殺人強盗をする。
 
真っ暗闇の山崎街道で殺人強盗をする。

2008年9月7日 (日) 22:34時点における版

斧定九郎【おの さだくろう】…「仮名手本忠臣蔵」5段目の人。斧九太夫のニート息子。

真っ暗闇の山崎街道で殺人強盗をする。

強盗やったあとに「50両〜」のセリフのあとイノシシと間違われて勘平に鉄砲で撃たれる。

初代中村仲蔵(なかむらなかぞう)がこの役を勤めたとき、それまで山賊の扮装だったこの役を白塗り顔、黒羽二重に朱鞘の大小を差した浪人姿にアレンジし、ドキッとする美しさの強烈な悪(ヒール)にしあげて大好評。

東京演芸ファンには由利徹のコントが有名。落語ファンには「中村仲蔵」でおなじみ。

さらなるスピン・オフに定九郎の奥さんの復讐劇「女定九郎」てのもある。

関連項目

斧九太夫(父)

与市兵衛(強盗の被害者)