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時代劇特別企画 忠臣蔵

570 バイト追加, 2023年10月6日 (金) 11:41
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[[画像:ooisi3.jpg|thumb|役者絵:ビートたけし]][[画像:ogata.jpg|thumb|役者絵:緒形 拳]]
たけしが主人公だがコメディではなく、新解釈の忠臣蔵。たけしが主人公だがコメディではなく、新解釈のオルタナティブ忠臣蔵。
「わたしは人を殺したことも無いし、殺されたくもないし、勇気も無い…」[[大石内蔵助|内蔵助]]は臆病な元禄サムライ。討ち入りをしたくなかった…
なにより劇中に犬のフンを踏むシーンなど、「忠臣蔵」にはあり得なかった。(近年ではジェームス三木の「[[忠臣蔵 瑤泉院の陰謀]]」も近いことをやっている)
討ち入りにしても、近年ではたまに見る討ち入りのときに屋根から降り損なって打撲した討ち入りのときも、屋根から降り損なって打撲した[[原惣右衛門|義士]]の姿もすでに描かれているし、の姿も描かれているし(これも最近見かける)、[[宝井其角]]はとなりの屋敷から高みの見物をしてるし、討ち入りそのものも「浪士のワンサイド・ゲーム&オーバーキル」っぷりで演出している。
キャスティングも(良い意味で)手堅い。お笑い芸人のたけしを実力派俳優たちがフォローするように仕事をしている様が、そのままたよりない内蔵助をバックアップする藩士や支援者の姿と自然にオーバーラップしている。キャスティングは、お笑い芸人のたけしを実力派俳優たちがフォローするように仕事をしている様が、そのまま(シナリオ上の)たよりない内蔵助をバックアップする藩士や支援者の姿と自然にオーバーラップしている。
日本って、別にヘッドがしっかりしてなくてもまつり事がなんとかなっちゃう国だから、こういうアレンジも意外と納得がいっちゃう。(''ちなみに時の総理は海部俊樹。'')
作ってる人が全共闘世代であることに加え、時代は命がけでなにかを成し遂げることがかっこ悪いかのようなしらけムード(当時。三無主義とかモラトリアムとかそういう言葉が目立ってたような)であることも注目。
また、'90年代生まれの後輩は、ボソボソした台詞(覚えられないでカンペを読んでる時がある)のたけしの前向きではないようにも取れる演技っぷりに、ドラマとしてのクオリティに疑問を持つものがいた。フライデー襲撃事件からバイク事故の中間あたりにあって、内心荒れていた(憶測)?この時期のたけしの様子を、当時の視聴者は、何歩か譲って温かい目で見守っていたムキもあるのかもしれない。90年代生まれの後輩は、ボソボソした台詞(たけしはセリフを覚えられないでしばしばカンペを読んでいる(出典:メイキング映像))のたけしの前向きではないようにも取れる演技っぷりに、ドラマとしてのクオリティに疑問を持つものがいた。フライデー襲撃事件からバイク事故の中間あたりにあって、内心荒れていた(憶測)?この時期のたけしの様子を、当時の視聴者は、何歩か譲って温かい目で見守っていたムキもあるのかもしれない。
時代劇特別企画 忠臣蔵 寛永版時代劇特別企画 忠臣蔵 寛延版 (↑どっかに「寛永版」とあったんで(<TBSのサイト?)、ここに長いことそのまま載せてたが、たぶん仮名手本がヒットした寛延年間の言い間違いじゃないかと勝手に推測し、勝手に修正(確認中)。このドラマの冒頭は、ちまたでヒットしている仮名手本の内容の真相を聞きに、若い書生が大野九郎兵衛を訪ねるとこところから始まる。)
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画像:takesi_magazine.jpg|thumb|放送当時の雑誌切抜
画像:takesi_video.jpg|thumb|ビデオパッケージ
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[[Category:くすおの忠臣蔵作品評|1990]]

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