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東芝日曜劇場 女たちの忠臣蔵〜いのち燃ゆる時〜

41 バイト追加, 2021年6月17日 (木) 20:10
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註02…君主のために命を捨てていく男たちのそばで、仇討ちをしないでほしいと思った女子たちもいたはずだ、と思いついたプロデューサー・石井ふく子は、こりゃ戦争否定にもつながると感じ「イケるわ!きっと新しい忠臣蔵が描ける!」と、ノリノリになって、後日、別件のロケハン列車移動のさなか、ディレクターの鴨下信一(「岸辺のアルバム」「ふぞろいの林檎たち」)に話し意気投合、そこでタイトルまで決めちゃったという。
ところが資料を探しても「義士の女たち」についての記録がなかなか見つからず、とにかく橋田壽賀子(彼女もノリノリで引き受けたという)の手腕に頼るしかなかったようだ。香川京子の目の不自由な登場人物は講談の一節から発想したそうで、石井と橋田のふたりで話し合いながら、佐良直美のお母さんの実際のエピソード(佐良の公演成功を祈願してお母さんが彼女の名前をいっぱいお習字する)をアレンジしたり、「最後、自殺しちゃうっていうのはどうかしら!?」と盛り上がったそうである。(大下英治「石井ふく子 ところが資料を探しても「義士の女たち」についての記録がなかなか見つからず、とにかく橋田壽賀子(彼女もノリノリで引き受けたという)の手腕に頼るしかなかったようだ。香川京子の目の不自由な登場人物([[大石瀬左衛門|義士]]の姉)は講談の一節から発想したそうで、石井と橋田のふたりで話し合いながら、佐良直美のお母さんの実際のエピソード(佐良の公演成功を祈願してお母さんが彼女の名前をいっぱいお習字する)をアレンジしたり、「最後、自殺しちゃうっていうのはどうかしら!?」と盛り上がったそうである。(大下英治「石井ふく子 女の学校」文藝春秋刊)

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