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桃中軒雲右衛門

149 バイト追加, 2018年12月28日 (金) 13:11
編集の要約なし
 忠臣蔵モノで一気にスターダムにのし上がった実在の明治時代の浪曲師・桃中軒雲右衛門の物語。
 
 伝記映画というよりは九州から上京して東京でも評判を取る一時期を映像化している。
「おれのカラダは傷だらけだ。完全を求めるなッ」
 芸に生きようとやりたいようにやるという気まぐれやわがまま。 芸に生きようと、やりたいようにやる気まぐれやわがまま。
 そんな芸術家の考え方や心持ちを、うまくズシリと来るセリフにして散りばめる真山青果の原作(<は、知らないけど。これが良かったんじゃないかと。)も見事だが脚色もした成瀬巳喜男監督の紡ぎ方にまた文句がない。
 どっかでかかったのか、比較的最近(2018 古い作品にもかかわらずどっかでかかったのか、比較的最近(2018.12月現在)観たという人のレビューをネットに5件ほど見つけたのだが、映画のクオリティとは別に雲右衛門の生き様はまったく受け入れられず「クズ」「理解できない」とさんざん。(あッYouTubeにあがってやがら)
 あたしの朋友・国本武春氏の曽祖父師匠に当たる雲右衛門への馴染みや、月形龍之介びいきなのが他の人とあたしとの感想を違えたのかとも思うが、映画に共感を覚えようとする人にはたしかにイラッと来るかも。

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