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桃井若狭助

2,785 バイト追加, 2017年5月5日 (金) 12:49
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桃井若狭助【ももい わかさのすけ】桃井若狭助【ももい わかさのすけ/もものい わかさのすけ】
歌舞伎「[[通し狂言 仮名手本忠臣蔵|仮名手本忠臣蔵]]」キャラ。この人も[[吉良上野介|吉良]]からイジメを受けた石見国津和野(島根県)藩主。」キャラ。
「浅野君がやってなきゃ、俺がやってたわい!」という、高師直(=[[浅野内匠頭吉良上野介|浅野吉良]]の味方。)からイジメを受けた石見国津和野(島根県)藩主。
家来の塩冶判官(=[[加古川本蔵浅野内匠頭|浅野]]は桃井へのイジメが止まるよう、吉良に付け届けなどして機転を利かすが、浅野の刃傷を「殿中でござる」と止めて桃井から「武士の情けを知らんやつ」と怒られる。)の同僚。味方。
[[伊達左京亮|伊達村豊]](や亀井茲親<だれ?)がモデルと言われる。
彼によく似たキャラで亀井隠岐守なるキャラも講談に出てくる。将軍の弟をまねいての鶴岡八幡宮でのイベントで上司の高師直に対しズケズケ「正しい」コトを言ってのけたことから逆鱗に触れ、満座でバカにされたりする。 血の気の多い桃井は屋敷に帰ってから家来・[[加古川本蔵]]に「俺、明日あいつ、やるから」と告白する。 [[加古川本蔵|本蔵]]は機転を利かして桃井へのイジメが止まるよう、師直に付け届けをして裏から手を回すので、いじめは止む。 が、おかげで矛先が塩治判官=浅野に向いてしまう…。  原作では討ち入りの際、師直の首を取ってみんなしてその場で焼香をあげてるところへ駆けつけ、師直の弟が攻めて来るので菩提寺へ退避させる役どころでラストにもう一回出てくるとか。(2009末の松竹座での仮名手本はラストシーンの焼香が師直邸だったと聞いたが、でてきたのかなあ、桃井さん…)  亀井茲親([[亀井隠岐守]])は桃井若狭助によく似たキャラで講談に出てくる実在の人物。 「一緒に饗応役」という点だけ似てる立場からか[[伊達左京亮]]がモデルと書いてあるものもあるが、伊達さんは人間関係的にはまったく共通するところは無い。  「[[大忠臣蔵]]」では、刃傷の現場に居合わせて「殿中でござる」と塩冶判官をはがいじめにした本蔵に「武士の情けを知らんやつ」と怒る。「浅野君がやってなきゃ、俺がやってたわい!」 「[[サラリーマン忠臣蔵’60/続サラリーマン忠臣蔵’61|サラリーマン忠臣蔵]]」では三船敏郎が演じた。   名前的にイメージとなってる「太平記」に出てくる南北朝時代に生きた若狭国の守護・桃井直常(ただつね)は、[[浅野内匠頭|塩冶高貞]]の奥さんに横恋慕した[[吉良上野介|高師直]]の作戦で高貞を謀反人として追い詰め、討ち取った人。 その後、桃井は親分の足利直義について、対戦相手・足利尊氏のとこの師直とは戦争で大いにぶつかる。 ちなみに桃井直常の孫はヒット曲「幸若舞(こうわかまい)」のシンガーソングライターとされる。
「サラリーマン忠臣蔵」では三船敏郎が演じた。気のつく秘書角川本蔵役に志村喬があたってるが黒澤映画常連のふたりが娯楽映画の中で拝めるのでファンは興奮いたします。
==関連項目==
* [[加古川本蔵]](家来)

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