「検証・赤穂事件 忠臣蔵」の版間の差分
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城明け渡しのあと[[奥田孫太夫]]から一緒に江戸急進派と東へ下るか、山科でご城代について行くか「どっちにする?」なんて迫られたりして、意外にドキドキしました。 | 城明け渡しのあと[[奥田孫太夫]]から一緒に江戸急進派と東へ下るか、山科でご城代について行くか「どっちにする?」なんて迫られたりして、意外にドキドキしました。 | ||
− | + | 最初おなじみの浪士たちは「たしか[[もりいくすお|くすお]]殿とか申されたな」とよそよそしいのが、だんだん認めてもらえるようになると、なんとか役に立とうと思うようになり、不思議と「その気」になってくるからゲームってすごい。 | |
「なかなか腕が立つ。お見それ申した」かなんかいわれると「そぉかあ?オイ」とさらに調子に乗っていき、用もないのに竹やぶに間者が居ないか確かめに行ったりして、なにかと先輩方にほめてもらおうとする。 | 「なかなか腕が立つ。お見それ申した」かなんかいわれると「そぉかあ?オイ」とさらに調子に乗っていき、用もないのに竹やぶに間者が居ないか確かめに行ったりして、なにかと先輩方にほめてもらおうとする。 |
2009年4月26日 (日) 00:06時点における版
作品概要 | |
制作会社 | カプコン/東映ビデオ |
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公開年度 | 1998年 |
内蔵助役 | −−− |
評価 |
プレステのゲーム。
ほとんど動きのない、実に眠たくなるゲームだが、かなりよく調べられており、よほどのスーパーバイザーをつけたとお見受けいたす。80〜90%ただ登場人物の会話を読んでるだけ。
基本的には内匠頭をけち呼ばわりしております。事件は徳川の血筋の秘密を知る吉良を亡き者にしようとする柳沢の陰謀!?…
城明け渡しのあと奥田孫太夫から一緒に江戸急進派と東へ下るか、山科でご城代について行くか「どっちにする?」なんて迫られたりして、意外にドキドキしました。
最初おなじみの浪士たちは「たしかくすお殿とか申されたな」とよそよそしいのが、だんだん認めてもらえるようになると、なんとか役に立とうと思うようになり、不思議と「その気」になってくるからゲームってすごい。
「なかなか腕が立つ。お見それ申した」かなんかいわれると「そぉかあ?オイ」とさらに調子に乗っていき、用もないのに竹やぶに間者が居ないか確かめに行ったりして、なにかと先輩方にほめてもらおうとする。
思い入れのある世界だと、やっぱハマりますな。
質問されたことにはヤル気満々な回答をしてれば無難という特徴がある。ヘンに「ここでは話すまい」とかっこつけてしらばくれたりすると「頼りない」といわれてしまったり、唐突にゲームが終わったりする。脱盟者として生きる道がシナリオには用意されてないのであります。(あればおもしろいのに)
キャラクターデザインはさいとうたかをプロ。ゲームの仕事を進める上で、絵描きにはにはよくあることなのだが、おそらく本作品は脚本とキャラデザインが同時進行であったがために、ゲーム会社とさいとうプロとの間の打ち合わせが密ではなかったようで、「するってぇと、○○ですかい?」みたいなセリフにゴルゴ13みたいな怖い顔キャラがあてられててアンバランスなのが笑わせる。
ひととおりキャラの人相が悪い。
山科会議が終わったあたりからバグみたいのが始まって、ソフトの不具合と思ってたら、撞木町でゲーム機がぶっ壊れてしまった(古い機械だからなーっ)。半年後に別の機会を入手して再開。最初のプレーのほうが良かったらしく2度目の展開はいささかつまらなくなってて、撞木町のシークエンスなどがスキップされてしまった。