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槍一筋日本晴れ
,編集の要約なし
{{Cinema|制作=東宝|公開=1959|内蔵助=---|星=2|頃=}}
[[画像:kato_yari.jpg|thumb|公開当時のポスター]]
もりいのだいすきな名バイプレイヤー・加東大介が[[俵星玄蕃]]で主役を張る。
それでも玄蕃先生が上杉家になびくのは、唯一の門弟・野辺地万作(のべじまんさく:…聞いたことがない上に、聞き取りにくい名前)が胸を患って血を吐いちゃったので、お金が入り用になったから。
「不治の病」のほかにも、用意されたサブストーリーが「不本意に奉公に出されそうになるお糸ちゃん」「リアルに伝わってくる食うや食わずの玄蕃の貧乏」…と、暗いものばかりで、せっかくの柳家金語楼と清川虹子も絶えず夫婦喧嘩しているし、野辺地万作にしても、一流のコメディアン・森川信だから見ていられるという具合で、タイトルの「日本晴れ」に反して素材がどれもこれも痛快なものではない。そもそも、それらのエピソードが、メーン・イベントの討ち入りという方向にまっすぐ向いているかと言うと、そうでもないし。そういう点で、本作は忠臣蔵外伝としてはいろいろ弱い。