差分

提供: Kusupedia
移動先: 案内検索

蜷川幸雄の仮名手本忠臣蔵

212 バイト追加, 2019年12月16日 (月) 10:47
編集の要約なし
{{Cinema|制作=舞台|公開=1988|内蔵助=近藤正臣|星=3|頃=}}
[[画像:ninagawa91.jpg|thumb|主要メンバー以外総とっかえで再演した'91年版のチラシ。]]
全編、ところどころ整理したり膨らましたりしてるけどほぼオリジナル(歌舞伎)をトレースしてて、あんまり上演されない段までとにかく「[[通し狂言 仮名手本忠臣蔵|仮名手本忠臣蔵]]」を'''全部'''を通して演ってるから、これがまずすごい。
ちなみに蜷川先生、俳優時代に[[大忠臣蔵(NET)|ミフネ版大忠臣蔵]]で[[間十次郎]]やってます( ^∇^ )。(#28「死を賭けた探索」)
上の感想に加えて、書いておいたほうがいいなとおもったのは舞台美術の特徴で、基本的にはひな壇になった舞台にビッシリ並べられた墓石と蝋燭、そして約20名ばかりのお盆のお迎え提灯を持った「泣き女」が全段を通して(移動があるものの)そこにある(居る)というもの。
[[通し狂言 仮名手本忠臣蔵|仮名手本忠臣蔵]]の全部を現代的な蜷川演出に組み直すにあたっては徹底的に原作にあるギャグを削除し「悲劇」でまとめあげたのだが、このセットはその効果をすごく上げている。の全部を現代的な蜷川演出に組み直すにあたっては徹底的に原作にあるギャグを削除し「悲劇」(鬱展開)でまとめあげたのだが、このセットはその効果をすごく上げている。
明らかに最初の感想文で間違ってたのが「八段目が無い」という点で(削除しました)、これは母娘の会話こそ全カットなのだが厳密には、ある。二人の道行に紅白の椿の花が落ちてくる印象深い(そして最短の)幕だ。(オリジナルだと寒紅梅の咲く冬の設定なんだけど…<て、こういう意見がいけないんでしょうかな!w)明らかに最初の感想文で間違ってたのが「八段目が無い」という点で(削除しました)、これは母娘の会話こそ全カットなのだが厳密には、ある。二人の道行に紅白の椿の花が落ちてくる印象深い(そして最短の)幕だ。(椿は冬も咲くけど、オリジナルだと寒紅梅の咲く冬(九段目で雪だるま作ってるし)としている。余談ですが広重は「秋」で描いてます。)

案内メニュー