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討ち入り〜8人の志士たちの挑戦〜

4,686 バイト追加, 2010年1月10日 (日) 01:37
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ただ、やるならちゃんとやれば良かったのに、お歴々が出演してるこの番組で、コントに松ちゃんが不在(なぜ?)という時点でまず残念。
 
内容も、実は忠臣蔵ではない。こういうときは[[おニャン子版忠臣蔵|夕やけニャンニャン]]でさえ下敷きはちゃんと忠臣蔵でやるのに、作家が勉強不足なのか、なにかワケでもあるのか、おかげでコント史においてはいささか浮いた存在なのではなかろうか。こういう状況で松っちゃんがいないと、晩年のモンティパイソンにおいてジョン・クリーズが出演拒否したのが想起される。松っちゃんも内容を評価しないから不参加だったのかと邪推をしてしまう。ココでまず見る側の期待が半減。
 
おはなしは主君の仇討ちならぬ、亡き友(松本人志)の仇討ちという設定。忠臣蔵の裏側で、もうひとつの吉良に対する討ち入りがあったというサイドストーリー。
プロローグが長く、わざとシリアスに撮ってる。これはあとのコントとのギャップを狙っている。レギュラ−8人のひとりひとりに「書道の達人なにがし」というふうに、忠臣蔵とは関係ないが、とにかくオリジナルのキャラクターをつけて、あとのコントとのギャップを狙ってプロローグをたっぷり長く、わざとシリアスに撮ってる。レギュラ−8人のひとりひとりに「書道の達人なにがし」というふうに、忠臣蔵とは関係ないが、とにかくオリジナルのキャラクターをつけて、'''ひとりずつ'''紹介するのに時間をかけている。(以上の紹介シーンや吉良邸に駆けつけるシーンの映像は凝った撮り方で、それなりのグレード)
で、討ち入りコントになる。
ほんとは浜ちゃんの切れ方の見せ所であり、ごっつええの「ゴレンジャイ」みたいなトコロに落ち着けばもっと面白かったのかもしれない。浜ちゃんもこの背景でどうふくらましてダレに怒ってイイか困ってるようで、あげく宮迫ばかりをいじるから二人コントになってしまって、返しも「なんで叩くんですか」系の繰り返しで薄い。何人もが「居るだけ」。そもそもセリフが薄いのは、おそらくスタッフにドリフやひょうきんのスタッフ&キャストのような「下地」が無いから。
とはいえこの討ち入り、コント自体は'''つまらないわけではない'''。長い前フリ要らないからもう2〜3回ギャグシチュエーションを増やして全5回くらい、ふざけ続けてくれたら後味も変わったと思う。 長い前フリ要らないからもう2〜3回ギャグシチュエーションを増やして全5回くらい、ふざけ続けてくれたら後味も変わったと思う。
今般の「コント番組の冬の時代」に忠臣蔵ものをやってくれただけでもお笑いファンとしては感謝なのかな。なんか惜しい作品。

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