「赤垣源蔵 討ち入り前夜」の版間の差分
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講談などでおなじみの「赤垣源蔵 徳利の別れ」の映画版。 | 講談などでおなじみの「赤垣源蔵 徳利の別れ」の映画版。 | ||
− | + | 主役の[[赤埴源蔵|源蔵]]をバンツマが演じております。 | |
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+ | のんだくれの[[赤埴源蔵|源蔵]]は[[塩山伊左衛門|お兄さん]]のうちに居候。兄嫁は邪魔くさく思っている。 | ||
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+ | 討ち入りの日の昼間、源蔵は兄に暇乞い(お別れの挨拶)をしようとするが… | ||
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+ | (くわしくはキャラ図鑑、[[赤埴源蔵]]の項目にて) | ||
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+ | 映画には[[塩山伊左衛門|お兄さん]]の家に、お隣さん(脇坂家の重臣)のお嬢さんが遊びに来てお琴など弾くんですが、この千鶴江ちゃんが源蔵にホの字。そこらへんと、途中ちょっとしたチャンバラが入ってストーリーがふくらんでおります。 | ||
のんだくれが主役ということだからか、全体的に軽やかでコミカルな、現代的な台詞回しやら演出が見受けられます。 | のんだくれが主役ということだからか、全体的に軽やかでコミカルな、現代的な台詞回しやら演出が見受けられます。 | ||
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お兄さんから不忠臣ものと怒られて屋敷を追い出され、引っ越した狸長屋にも千鶴江ちゃんが「意気地なし」と言いに来る。 | お兄さんから不忠臣ものと怒られて屋敷を追い出され、引っ越した狸長屋にも千鶴江ちゃんが「意気地なし」と言いに来る。 | ||
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+ | こうした作品は、鑑賞者が当然「徳利の別れ」を知ってることを前提にして作られてるわけで、それでちゃんと商売になってた(なってたんですかね)のですから、いまでは信じられない興業。キャラやバックグラウンドについてなんの解説もナレーションもないんですから。 | ||
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女中お杉がかわいくて、バンツマが涼しげな笑顔でかっこいいです。 | 女中お杉がかわいくて、バンツマが涼しげな笑顔でかっこいいです。 |
2010年8月3日 (火) 13:59時点における版
作品概要 | |
制作会社 | 日活 |
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公開年度 | 1938年 |
内蔵助役 | --- |
評価 |
講談などでおなじみの「赤垣源蔵 徳利の別れ」の映画版。
主役の源蔵をバンツマが演じております。
のんだくれの源蔵はお兄さんのうちに居候。兄嫁は邪魔くさく思っている。
討ち入りの日の昼間、源蔵は兄に暇乞い(お別れの挨拶)をしようとするが…
(くわしくはキャラ図鑑、赤埴源蔵の項目にて)
映画にはお兄さんの家に、お隣さん(脇坂家の重臣)のお嬢さんが遊びに来てお琴など弾くんですが、この千鶴江ちゃんが源蔵にホの字。そこらへんと、途中ちょっとしたチャンバラが入ってストーリーがふくらんでおります。
のんだくれが主役ということだからか、全体的に軽やかでコミカルな、現代的な台詞回しやら演出が見受けられます。
お兄さんから不忠臣ものと怒られて屋敷を追い出され、引っ越した狸長屋にも千鶴江ちゃんが「意気地なし」と言いに来る。
こうした作品は、鑑賞者が当然「徳利の別れ」を知ってることを前提にして作られてるわけで、それでちゃんと商売になってた(なってたんですかね)のですから、いまでは信じられない興業。キャラやバックグラウンドについてなんの解説もナレーションもないんですから。
女中お杉がかわいくて、バンツマが涼しげな笑顔でかっこいいです。