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赤穂浪士 天の巻・地の巻

6 バイト追加, 2019年7月15日 (月) 14:05
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(明治期のサイレント映画には本原作を元にした「[[堀田隼人]]」なるスピンオフもあるようだが大佛作品の「赤穂浪士」を忠臣蔵映画として扱うという点では初めてなこころみ。)
で、クレジットされている脚本の新藤兼人も新しい試みをしようとしたようだがやりすぎて大幅にボツにされたとか。(実際は松田監督と松村昌治が共同で手を入れたらしい。)で、クレジットされている脚本の新藤兼人も新しい試みをしようとしたようだが、やりすぎて大幅にボツにされたとか。(実際は松田監督と松村昌治が共同で手を入れたらしい。)
何割、進藤さんの働きが残っているかわからないがともかく、原作の内容はひじょうにそつなくコンパクトにまとめられている。
新しい新しいと言いながら決してアヴァンギャルドではなく出来上がりは良い意味で「地味」。松田定次監督的にとってもじっくり撮ったお気に入り作品であるそうだが、これがそのままビギナーにはおとなしく写ってしまうのだろうなと思った。内匠頭の東千代之介も堀田隼人の大友柳太朗も他作品に比べるとなにか一服盛られてるんじゃないかと思うほどの抑え気味の演技で、これがプラスに働いて良い結果にはなっているのだが、作品全体に働くものがなしさを生んでいる。
中村錦之介は、それまで「紅孔雀」でヒーローだったのに本作で打たれっぱなしで脱盟者の小山田庄左衛門となり、ファンが戸惑った。中村錦之介は、それまで「紅孔雀」でヒーローだったのに、本作で打たれっぱなしで脱盟者の小山田庄左衛門となり、ファンが戸惑った。
そう。それで思い出しましたが本作はこれまで子供映画路線っぽさもあった東映の新しいアプローチも感じる。

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