差分

提供: Kusupedia
移動先: 案内検索

身代わり忠臣蔵

285 バイト除去, 2024年2月10日 (土)
編集の要約なし
 このストーリーはウォーレン・ベイティの「天国から来たチャンピオン」みたいな、イヤなじじいに別人が乗り移る(今回の場合は影武者が身代わりをするのだが)ことで性格が変わり、それでこれまでそのじじいを敬遠してた人たちの心変わりや周囲の環境の変化とともにそれがハートウォーミングなラストへ繋がっていくパターンなのだが、(こっちの勝手な)期待に反して着地がゆるかったように思う。
 せっかく最近にしては珍しく吉良を徹底した「傲慢でイヤミたっぷりな」「悪口を大声で言う」(<セリフより)ようなキャラにしていて、身代わりになったあとは「(お陰で)お家全体が明るくなった」(<セリフより)つってるわりに、なぜかもともと吉良邸内では家来に慕われるような描写があったり、子供たちがなついてきたりするシーンがあるから、身代わり前後のコントラストが弱く、言ってることとやってることの矛盾をいささか感じるのだ。(でもそれは評価に影響はない) せっかく最近にしては珍しく吉良を徹底した「傲慢でイヤミたっぷりな」「悪口を大声で言う」(<セリフより)ようなキャラにしていて、身代わりになったあとは「(お陰で)お家全体が明るくなった」(<セリフより)つってるわりに、なぜかもともと吉良邸内では家来に慕われるような描写があったり、子供たちがなついてきたりするシーンがあるから、身代わり前後のコントラストが弱く、言ってることとやってることの矛盾をいささか感じるのだ。(でもそれは評価に影響があるほどではない)
 あと、実は気にならないていどの細か〜いほころびがちょいちょいあって 実はそういう、気にならないていどの細か〜いほころびがちょいちょいあって<small>(注釈01)</small>、あまりに細かすぎるので「ま、いいか」とやり過ごして見ているうちにチリは積もり、ラストの市街戦のとある演出(パンフレットにも書いてあるから、その内容を言ってもかまわないとは思うがくわしくは後日あらためます)で、それまでのほころびが急に見過ごせなくなって一気に破ける感があった。、あまりに細かすぎるので「ま、いいか」とやり過ごして見ているうちにチリは積もり、ラストの市街戦のとある演出(パンフレットにも書いてあるから、その内容を言ってもかまわないとは思うがくわしくは後日あらためます)で、そのあまりのことにそれまでのほころびが急に見過ごせなくなってビリッと一気に破ける感があった。
 たぶんこの市街戦についてはいろんなアイデアが百出したんだと思うが、コメディとして成立させるためにこうするよりしかたがなかったんだろうか?
(それともあれかな。「こんな市街戦がある映画なんですから、それまでの細かいことはオメコボシを!」と言うつもりなのかな)(でもそれは評価に影響はない)(それともあれかな。「こんな市街戦がある映画なんですから、それまでの細かいことはオメコボシを!」と言うつもりなのかな)(でもそれは評価に影響があるほどではない)
 そもそも、これって大石内蔵助じゃなく、堀部安兵衛あたりのメンバーとニセ吉良との友情物語にしたほうが、筋立てにいろいろ苦労しなくて済んだんじゃないか?その上で「市街戦をナシにした場合」のパターンとかを、一緒に見た後輩と帰りのロイホで話した。
  注釈01… ちなみにこまかいほころび、ちょっぴり申し上げますと(ほんとどうでもいい)…注釈01…ちなみにこまかいほころび、ちょっぴり申し上げますと(ほんとどうでもいい)…
 …おっぱいを直接に触りたいなら襟元から手を突っ込むのではなく、絶対に身八つ口のほうが楽だ思うんだけどな…。とか、高尾太夫とはまたベタな(&忠臣蔵と無関係だが落語や浪曲の「紺屋高尾」で有名な)名前を引っ張ってきたもんだな。とか、やりたい設定を成立させるためにずいぶんとアレコレ省略したなあ。とか、四十七士がみんな面長で似た顔立ちなのはメインキャラを際立たせるためだろうか…みたいなそういうやつ。
 いやほんと、どうでもいいこと。

案内メニュー