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通し狂言 仮名手本忠臣蔵

12 バイト追加, 2017年10月16日 (月) 15:22
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この「決意」のシーンは周囲の目のないところでやるかやらないかで、7段目の態度をどう読むか意味合いが変わってくるので、なにげに影響力の大きいシチュエーション。(…ということを安兵衛の地元・新潟県新発田の阿部聡氏とウワサした。)
このあと人形浄瑠璃では、想い出に提灯の紋の部分をカッターで切って懐に入れるが、歌舞伎では円筒提灯(龕灯提灯?)の加輪をとっぱらって火袋の部分をたたんで懐に入れた。このあと人形浄瑠璃では、想い出に提灯の紋の部分をカッターで切って懐に入れるが、歌舞伎では円筒提灯(小田原提灯みたいの)の加輪をとっぱらって火袋の部分をたたんで懐に入れた。
いちばん大きな違いがラストで、人形浄瑠璃では「ハッタと睨んでぇ!!」とそれだけ台詞が入って由良之助がハケて幕となるが、歌舞伎は由良之助が花道を下がってるときに幕が途中までしまったところで止まり、急にソデから三味線の人が現れ、マドロス風に台に片足を乗っけたかと思うと「愁い三重(うれいさんじゅう)〜送り三重」を奏でる。由良之助はトボトボむこうへ入る。ちょっとシュールでおもしろい。

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