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通し狂言 仮名手本忠臣蔵

276 バイト追加, 2010年10月29日 (金) 22:54
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'''道行旅路の花聟''' 
「落人」。もともとスピン・オフだったらしいが、ここら辺に入れられて上演されるそうです。DVDではこれのあとに五段目になるのでわかりやすいパッケージ。前半は日舞。「落人」。もともとスピン・オフだったらしいが、ここら辺に入れられて上演されるそうです。判官の役者さんがお軽を演じることがあるので五段目のあとに持っていくようになった。DVDでは四段目のあとに入っているが、逆にわかりやすい。 前半は日舞。[[早野勘平]]が[[お軽]]の実家に居候するキッカケのエピソードで、華やかな舞台美術。
高師直の家来、[[鷺坂伴内]]が大きく(間抜けに)扱われている。
さて、ビギナーにはとっつきにくい歌舞伎の所作には実は玄人も実はよくわかってないこともおありだそうで、たとえばこの切腹の場にやっと到着した由良之助が検使役・石堂右馬之丞に「近う近う〜」と言われて花道で一回両手を懐に入れる仕草について、落語の「四段目」(出典:志ん朝版)では「ひょいっと顔を上げてみるってえと、もうお殿様はお腹を召してるから"しまった〜"と思っても、ここでもってあわてちゃあいけないと思うから両方の手をこうやってフトコロへ突っ込んで腹帯をキュウッと締め直す。」と説明しているが、市村羽左衛門(17th)がある番組で言うには「なんでああいう仕草をするんだか九代目からおじさん達が聞いてないんですよ。演出の意図がハッキリしていないから、あれは腹帯のことだろうと思うが、締め直すんだかゆるめるんだかはおまえ達の解釈でやれと言われ、あたしはゆるめてます。あすこで締め直す由良之助じゃ仇は取れない。」だそうです。
 
「早駕籠に乗ってくるんだから腹帯をキュッと締めていたのをゆるめて、臍下丹田に落とす」という"ゆるめ説"もある。

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