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「引き上げの場」。「引き上げの場」「両国橋押し戻しの場」。
ちなみにチャンバラのあと殿の墓前のシーンもある(焼香の場)。一番手柄の[[間十次郎]]、[[寺坂吉右衛門]]の順で焼香をゆるされてそこらヘンでおしまいってのを文楽版で観た。
まだまだ映像化されてない「忠臣蔵シチュエーション」って、たくさんあるなあ。文楽の場合は吉良邸…おっと、師直の屋敷での討ち入りが無く、十一段目は「花水橋引き揚げの段」であり、そのあとに「光明寺焼香の段」となる。 まずは一番手柄の[[間十次郎]]、二番焼香は勘平のカタミの財布を由良之助から受け取った勘平の義理のお兄さんの[[寺坂吉右衛門|平右衛門]]。 で、幕。 まだまだ映像化されてない「忠臣蔵シチュエーション」って、たくさんございます。
→大詰
一同が菩提寺の光明寺に向かう。その途中両国橋で[[服部市郎右衛門|服部逸郎]]という役人が労をねぎらう。メンバーが花道を引き上げてどんじりの[[寺坂吉右衛門|寺岡平右衛門]]がさわやかにかけやを担いで胸はって大いばりで去っていき(特に有名じゃない役者さんがやるときはそういう演出はないが、どちらにしろ彼だけ衣裳がベスト姿で目立つ)、馬にまたがって隊列を見送る服部が「あっぱれ」とエールを送る。ひじょうに後味のいい幕引き。
歌舞伎の寺坂はなんだか無邪気でかわいいから好きであります。
'''焼香の場'''
ちなみにチャンバラのあと殿の墓前のシーンもある。
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