差分

提供: Kusupedia
移動先: 案内検索

通し狂言 仮名手本忠臣蔵

911 バイト追加, 2010年12月5日 (日) 02:03
編集の要約なし
== '''二段目'''  ==
「桃井館の場」。
'''力弥使者''' お使いに来た大星由良之助の息子[[大石主税|力弥]]を[[加古川本蔵|加古川]]さんちの娘[[小浪]]がむかえて恥じらいの接待。若いカップルの仲良しぶりがここで出てくる(力弥使者)。がむかえて恥じらいの接待。若いカップルの仲良しぶりがここで出てくる。 歌舞伎では平成20年中村座に於いて三十ウン年ぶりに公開された。DVD未収録。  '''松切り'''(加筆工事中)
そして殿様の桃井君が側近の[[加古川本蔵|加古川さん]]に「おれ、あいつヤルから」と高師直をやっちゃうことを告白する(松切り…本蔵が松ヤニで殿様のカタナを抜けないようにするからそういう通称に)。
 
「力弥使者」のほうは平成20年中村座に於いて三十ウン年ぶりに公開された。DVD未収録。
「足利館の場 同殿中の場」
 '''進物の場''' [[加古川本蔵|加古川さん]]が桃井君に内緒で高師直に詫びを入れて仲を取り持つ(進物の場)。高師直はいじめの矛先をが桃井君に内緒で高師直に詫びを入れて仲を取り持つ。 はじめ加古川が来るのは鶴岡のしかえしだと勘違いする伴内が、家来と一緒に「返り討ち」にしてやろうと計略するようすがコント仕立てでおもしろいのだが、原作にはないようであります。 ワイロをもらって万端こころえた高師直は、いじめの矛先を[[浅野内匠頭|塩冶判官]]に変える。松の廊下で喧嘩〜刃傷(喧嘩場)。DVDの尾上梅幸と尾上松禄のケンカはオーバーアクションであるにも関わらず刃傷までのイライラの高ぶり、持っていきようが見事。に変える。  '''喧嘩場''' 松の廊下で喧嘩〜刃傷。 生まれて始めてみた歌舞伎の喧嘩場はDVDの尾上梅幸と尾上松禄のだったが、オーバーアクションであるにも関わらず刃傷までのイライラの高ぶり、持っていきようが見事で、たちまち心を奪われました。 イジワルだけど上品にやんなくちゃいけない師直はむずかしいそうですな。
三段目裏 '''道行旅路の花聟戸塚道行きの場'''  通称「落人」。清元「道行旅路の花聟」 もともとスピン・オフだったらしいが、ここら辺に入れられて上演されるそうです。判官の役者さんがお軽を演じることがあるので五段目のあとに持っていくようになった。DVDでは四段目のあとに入っているが、逆にわかりやすい。
「落人」。もともとスピン・オフだったらしいが、ここら辺に入れられて上演されるそうです。判官の役者さんがお軽を演じることがあるので五段目のあとに持っていくようになった。DVDでは四段目のあとに入っているが、逆にわかりやすい。華やかな舞台美術。前半は日舞。裏門に続く[[早野勘平]]が[[お軽]]の実家に逃避行するエピソード。
前半は日舞。高師直の家来、[[早野勘平鷺坂伴内]]が[[お軽]]の実家に居候するキッカケのエピソードで、華やかな舞台美術。が大きく(間抜けに)扱われている。上記の「裏門」があって、これがあると伴内のしつこさがストーカーなみにキャラが際だってくるのに、現実はカットが多くて惜しい。
高師直の家来、[[鷺坂伴内]]が大きく(間抜けに)扱われている。モーリス・ベジャールはこのキャラクターを重要視し、バレエの演出に大きく取り入れている。

案内メニュー