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通し狂言 仮名手本忠臣蔵

25 バイト追加, 2011年11月7日 (月) 02:57
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ちなみに印象的な、懐中の九寸五分を出して、血潮を手にとって舐め、五臓六腑に納めたてまつるシーンは人形浄瑠璃では死んだ殿さまのすぐ横で、渡された九寸五分をダイレクトに舐めたあと懐にしまう。
このあと人形浄瑠璃では提灯の紋の部分をカッターで切って懐に入れるが、歌舞伎では円筒提灯の加輪をとっぱらって火袋の部分をたたんで懐に入れた。このあと人形浄瑠璃では提灯の紋の部分をカッターで切って懐に入れるが、歌舞伎では円筒提灯(龕灯提灯?)の加輪をとっぱらって火袋の部分をたたんで懐に入れた。
いちばん大きな違いがラストで、人形浄瑠璃では「ハッタと睨んでぇ!!」とそれだけ台詞が入って由良之助がハケて幕となるが、歌舞伎は由良之助が花道を下がってるときに幕が途中までしまったところで止まり、急にソデから三味線の人が現れ、マドロス風に台に片足を乗っけたかと思うと「送り三重(さんじゅう)」を奏でる。由良之助はトボトボむこうへ入る。ちょっとシュールでおもしろい。
== '''五段目''' ==
[[画像:Sadakuro-ebi.jpg|thumb|役者絵:中村橋之助役者絵:市川海老蔵]]
「山崎街道、鉄砲渡しの場」。通称:「二つ玉の場」

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