歌舞伎では前半の「力弥使者」をカットするので場が建長寺。馬で出掛ける本蔵さんもカットになることも。
松の枝を切るのは「こんなかんじで」というジャスチャーであると同時に、本蔵が松ヤニで殿様のカタナを抜けないようにする暗喩もあるとか。歌舞伎DVD未収録松の枝を切るのは「こんなかんじで」というジャスチャーであると同時に、本蔵が松ヤニで殿様のカタナを抜けないようにする暗喩もあるとか。 本蔵本人が「本蔵下屋敷」で語るところによると、松の枝を切るジェスチャーは「もろこしの豫譲が衣を裂くことで恨みを晴らしたように、あんたも松の枝を切って堪忍なさい」という諫言(かんげん)だったと言う。 歌舞伎DVD未収録