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阿呆浪士

2,244 バイト追加, 2020年1月15日 (水) 23:13
編集の要約なし
 さて、どうなるのかな。
 ラサール石井さん演出で、劇場はでかくなり(新国立劇場)、役者はジャニーズでもちょっと特別な、A ラサール石井さん演出で、劇場はでかくなり(新国立劇場 中劇場)、役者はジャニーズでもちょっと特別なイメージの、A.B.C-Zの戸塚祥太さん(八)や、ふぉ〜ゆ〜の福田悠太さん(貞四郎)。
 おかやまはじめさんも出るということで、それって映画版「レ・ミゼラブル」に舞台でジャン・バルジャン演ってたコルム・ウィルキンソンが司教で出るみたいなことでしょう!?
 楽しみですっ!
 
 
 …ということで観てみたらこれが良かった。
 
 たぶん、やっぱもともと脚本が上出来なのでしょう(意外に、けっこうマンマだった。無い戸を開けるとき「ガラガラ」っていうのは小劇場ならではと思っていたのに、やっててうれしかった)。戸塚さんのベラベラ喋って台詞が少し流れちゃうようなところも気にならなかったし。玉川奈々福師匠のアウェイ感も我慢出来た(武春さんの作ったものが尊重されていた)。
 
 歌や踊りが増えて、キャラや台詞がじゃっかん整理されて(ドブに落ちるキャラ好きだったんだけどなー)、ポップに仕上がっております。映画音楽が流用されてたオリジナルとは違い、こっちはコマネチやシェー、ヲタ芸の入った振付でテーマ曲(サビが「流水麺はシマダ〜ヤ〜」をハイスピードにした感じ)が用意されている。(ラストにかかってた「蘇州夜曲」好きだったんだけどなー)
 
 ホコリまみれのやぶれ畳みたいなオリジナル版もいいけど、コンパクトなスケールのために用意されたパーツが、華やかな絨毯に生まれ変わっている。(ちなみに劇場のデザインは昔の芝居小屋みたいなイメージで、2階建て)
 
 そそ。ラスト、貞四郎が死ぬところは、オリジナルでは壮絶なブザマさが光っていたが(BGMに「隠し砦の三悪人」の笛のとこ)、今回はフワッと死んで風の音がかぶる。これはこれでいいな。いやもう、「前と比べてどう」という感じじゃなかった。全体が良かった。
 
 若手で一番良かったのは、乃木坂46の伊藤純奈さん。
 
 ジャニーズはジュニアの時から叩き上げられてるけど、坂道グループでこれだけ出来る人っていうのは才能でしょう?台詞聞き取りやすいし。これからは「乃木坂工事中」を熱心に見ようっと。(欅は好きだし、日向坂は近所なんで、そっちは番組見てたけど。)

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