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{{Cinema| width制作="200px" border吉本興業|公開="1" cellpadding1992|内蔵助="4" cellspacing="0" align="right"桂三枝| colspan星="2" align|頃="center" |'''作品概要'''|-! 制作会社}}| 吉本興業|-吉本興業所属のお笑いタレントさんが大勢出てきて忠臣蔵をやる舞台。! 公開年度| 1992年|-! 内蔵助役| 桂三枝|-! 評価| ★★|}
これNHK衛星かなんかでオン・タイムで見た当時(20代)は「ずいぶんダラダラしてるなあ」と思ったが、いま見ると意外にこのダラダラ感が心地よかったりする。(ただ、ビデオ上下巻で見たがたぶん大幅にカットされてると思われる。全4巻ていうのを見ると感想が変わるかも。)
というのは、この短縮版をみる限りでは展開が意外にもベーシックなので、仕組まれた笑いが少なく、演者のうろ覚えや悪ふざけがないと喜劇が成立しないのだ。(ちなみに原案、脚本は桂三枝)
また、見てるこっちの頭にあらかじめ忠臣蔵が入ってれば彼らがどこを間違ったか、なにをふざけてるかが面白いので見ていられるが、ビギナーが見るとただのだらしない舞台に写るかもしれない。あたしが20代の頃見て退屈に感じたのはそのせいもあるだろうと思う。
「オールスター」について言うと、このころは新喜劇は世代交代を模索中で、辻本茂雄はまだ台詞の無い茶坊主や吉良邸用人をやっているのが超もったいなく、藤井隆などはまだ不在。Wコージももっと活躍させればいいのに。ちなみにこの作品でエースに扱われてる看板は清水圭、トミーズやどんきほ〜て(かつみ=バブル時代)といった面子。
全員が関西芸人(関東陣の才能が頭角を現すのにはもう10年待たなければならない)なので、普通は関西が舞台でも標準語の忠臣蔵が、江戸を舞台しても関西弁と言う逆転現象が起こってる。
(もっとも文楽だと、そもそも全部大阪弁ですが)
<加筆>
2018年春、朝ドラ「わろてんか」を見てここにアクセスしてくる人が増えたが、戦時中の吉本映画はこちら>「[[元禄あばれ笠〜浪曲忠臣蔵より〜]]」
[[Category:くすおの忠臣蔵作品評|1992]]