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元禄繚乱

サイズ変更なし, 2009年3月29日 (日) 02:14
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[[画像:kannzabu2.jpg|thumb|役者絵:中村勘三郎]]
大河ドラマだと1年かけてゆっくりほうぼうの表現ができるので良いですな。事件にまつわる実在した人物のトゥルーストーリ−に焦点を当てて、こまかい実話エピソードもいちいち映像化してて良い。たいへん勉強になりました。大河ドラマだと1年かけてゆっくりほうぼうの表現ができるので良いですな。事件にまつわる実在した人物のトゥルーストーリ−に焦点を当てて、こまかい実話エピソードもいちいち映像化してて良い。忠臣蔵にくわしくない時期に本作品を連続してみることでたいへん勉強になりました。
「立場」を丁寧に脚色してるので不義士とか悪役、というこれまでの偏ったニュアンスが各キャラから消えている。現代人が見るにはちょうどいいと思いました。あたしはこの作品を見て「忠臣蔵」にハマった感があるなあ。
また配役がひじょうにイメージに合ってる。各「立場」を丁寧に脚色してるので不義士とか悪役、というこれまでの偏ったニュアンスが各キャラから消えている。現代人が見るにはちょうどいいと思いました。あたしはこの作品をオン・タイムで見て「忠臣蔵」にハマった感がある。
そもそも配役がひじょうにイメージに合ってる。 まず中村勘三郎が[[大石内蔵助]]をいいバランスで演じている。池波正太郎作品とか読んでると彼のイメージが近い。東山紀之のをいいバランスで演じている。池波正太郎作品とか読んでると、本気になるとコワイ昼行灯のイメージが彼に近い。東山紀之の[[浅野内匠頭]]も頭が堅そうで良かったし、いろいろ博学で実際はそんなにやさしくなさそうな石坂浩二が[[吉良上野介|吉良]]で合ってたし。阿部寛の[[堀部安兵衛|安兵衛]]も、宮沢りえの[[阿久里/瑤泉院|あぐり]]も、辰巳琢郎の[[大高源五]]なんかにいたるまでよかった。役者当人のキャラをうまく利用している。
これを見た以降、忠臣蔵キャラをこの番組の配役でイメージすることが多い。そこへお笑い芸人や元AV女優、大石内蔵助の子孫まで出演して作品の色を添えてひじょうに楽しい。
 
原作がそうなのか、浮世絵「大星一代噺」に見られる、[[八介|下僕のじいさん]]にお別れに絵を描いてあげるエピソードや遊郭の天井に落書きするエピソードも劇中にあって楽しい。ちょっとほかでは見たことがない。
エンターテインメントの「忠臣蔵」的エピソードをほとんど扱っていないにもかかわらず、まさに「繚乱」なイメージに仕上がっている。
 
ただ、フィクション部分があんまりおもしろくなかったかなー。

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