畳屋

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役者絵:東 八郎


畳屋【たたみや】…畳替え事件で大勢繰り出される。

全体を取り仕切る畳屋の親分というのがどのドラマにも出てきて、たいがいは堀部安兵衛の中山姓の浪人時代に仲良しだったという設定がなされ、突拍子もない量の畳替えを旧好に免じて引き受ける。


東映ではエノケン。東宝は金語楼。ミフネ「大忠臣蔵」ではコント55号、錦之介版ではラッキー7、里見版では東八郎、北大路版では猫八と、むかしはコメディアンが担当することが多かった。

映画やテレビでは、ほんとうの職人さんの新しい畳を作る手元のアップなどが挿入されてて楽しい。「大奥」のパロディでは襖(ふすま)替え事件とアレンジされており、やはり襖の製造工程が披露されていた。


畳替え事件

大イベントの準備中、休憩所の寺の畳は変えないでいいって吉良から事前に言われてた内匠頭。ゲストが来る前の晩になってスタッフが飛んできて「やっぱり畳替えって必要みたいですよ。伊達さんのエリアは済んでるそうです」ということが判明して「エーッ!200畳もあるのに今からじゃ絶対無理じゃん」と浅野家スタッフは大わらわ。

下町に顔が効く堀部安兵衛たちが奔走して江戸中の畳屋がかき集められ、明け方までになんとか全畳替えが間に合ってよかったね。それにしてもあの吉良のやろう、ウソを教えやがって!というエピソード。