倉橋伝助
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倉橋伝助(伝介)【くらはしでんすけ】…女にだまされて父親の刀を持ち逃げされたことから勘当され、床屋になる(カミソリの扱いがうまい)が、人入れ屋(職安)上総屋(講談や落語の口入れ屋はたいがい「かずさや」ですな)の口利きで浅野家へ足軽奉公が始まる。
講談「倉橋伝助」
持ってる大太刀は内匠頭からもらったもの。
堀部安兵衛の借家に住んでた急進派。
お家の凶変以降は本所相生町の茅野和助の店「美濃屋善兵衛」で手代として働いた。いろっぽい後家さんのお蘭に惚れられる。この女、吉良家に出入りのある質両替屋だがその実は赤穂浪人の動向を探る隠密。しかし彼女は伝助が浪士とは気づいていない。伝助はお蘭のお色気攻撃に「あの色ばばあめ、来さえすりゃあベロシャラしてらあ」とドンビキだったが、そこを利用してスパイをするように和助に言われ、なんとかたらしこんでお蘭のヒモになり、吉良家への手紙に加筆などして敵をけむに巻く。
講談「金田屋お蘭」
討ち入りの時一番に上野介の居間に飛び込んだ。「ん!まだあたたかいっ!!」
退却する際、最後尾のしんがりを勤めた。
享年34とか40とか。