大野軍右衛門【おおの ぐんえもん】…大野九郎兵衛の息子。大野金右衛門
主家断絶後、親子で根城を転々としていたが、落ちぶれて浅草安倍川町に家を借り、親子でヤケのヤンチャンになっていたある日、追跡を続けていた間瀬孫九郎(と仲間達=三村次郎左衛門、武林唯七、堀部安兵衛)に見つかり、斬り殺される。(なぶり殺しにされた上に斬首)
「お役人御中
右の者、不忠・不義の侍につき今朝これにて目付候によってかくのごとく梟首そうろう事、
死骸の儀はよろしく御取り捨て可被下候。
某家浪人」
という、メモ書きが添えられた。
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