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阿呆浪士

30 バイト除去, 2020年1月16日 (木) 14:11
編集の要約なし
 元気なおバカ町人・魚屋の八(はち)が、ひょんなことで赤穂浪士の血判状を手に入れることになった。八がソレを利用して私欲のために赤穂浪士の名を語ったために、最終的に討ち入りにまで行くハメになる。
 特には新しくなさそうなこのアウトラインが、脱盟者の思惑も織り交ぜながら良い感じの構成で、うわべでは決して深淵的なことを標榜してないのに、バブル崩壊という時代背景で「生命をどう使うか」についてテーマを投げかける(勝手な深読みかなぁ)。 特には新しくなさそうなこのアウトラインが、脱盟者の思惑も織り交ぜながら良い感じの構成で、うわべでは決して深淵的なことを標榜してないのに、バブル崩壊という時代背景で「生命をどう使うか」についてテーマを投げかける。
 あと、主人公・八を演じるおかやまはじめ氏<small>(註01)</small>が、いいかんじにピュアで無学なヌケサク(阿呆)を演じており、なんというか映画「拝啓天皇陛下様」的な、対位を生む。が、いいかんじにピュアで無学なヌケサク(阿呆)を演じており、なんというか映画「拝啓天皇陛下様」的な、悲喜劇を生む。
 役人と町民とメディアという、いつの時代も相容れないような各畑が、実は赤穂事件でも大きな要素だともあたしは考えておりまして、本作はそうした裏テーマの根幹をじょうずに扱ってるから、ファン的にはご法度を破られてても、違和感が無く楽しめる。 

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