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六段目

サイズ変更なし, 2020年3月19日 (木) 12:59
編集の要約なし
== 二八浄瑠璃 ==
浄瑠璃に凝ってる男がおさらい会で六段目を発表することになるがセリフをうろ覚えで、練習中に「♪山越す猪(しし)に出会い、二つ玉にて撃ち留め…」ていうところの「しし」を忘れがち。浄瑠璃に凝ってる男がおさらい会で六段目を発表することになるがセリフをうろ覚えで、練習中に「〽山越す猪(しし)に出会い、二つ玉にて撃ち留め…」ていうところの「しし」を忘れがち。
しかしもう本番は今晩だし、心細いので友だちが客席から「16ッ!」と、「四四十六」という九九をヒントにした掛け声をしてもらうよう話がまとまる。
本番、やっぱり同じ所で詰まって「16ッ!」と声をかけられた男だったが、2の段を思いついてしまい「♪山越すニハチに出会い…」とやってしまう。本番、やっぱり同じ所で詰まって「16ッ!」と声をかけられた男だったが、2の段を思いついてしまい「〽山越すニハチに出会い…」とやってしまう。
というかわいらしいお噺。
この浄瑠璃は原作のほうの流れで、歌舞伎の構成だと『お金〜さらば』ではなく、『お金〜血判〜血判たしかに受け取った「♪哀れ果敢なき」』…となり、さらに「さらば、さらば」の歌は出てこない。この浄瑠璃は原作のほうの流れで、歌舞伎の構成だと『お金〜さらば』ではなく、『お金〜血判〜血判たしかに受け取った「〽哀れ果敢なき」』…となり、さらに「さらば、さらば」の歌は出てこない。
落語の内容に近い「四十九日や五十両。合わせて百両、百ヶ日の追善供養。あと懇ろに弔われよ。さらばさらば。おさらばと見送る涙、涙の…」という流れは人形浄瑠璃の方で出てまいります。

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