差分

提供: Kusupedia
移動先: 案内検索

忠臣蔵 花の巻雪の巻

870 バイト追加, 2021年1月9日 (土) 18:54
編集の要約なし
{{Cinema|制作=東宝|公開=1962|内蔵助=松本幸四郎8th|星=5|頃=}}
[[画像:Tawarabosi.jpg|thumb|役者絵:三船敏郎]][[画像:Toho.jpg|thumb|映画ポスター。かっけー!!]][[画像:Hananomaki.jpg|thumb|海外版ポスター(2014年フランス、ナントのサムライ展より)]]
んま、それを言うと素晴らしい存在感の主人公・松本幸四郎(のちの松本白鴎1st)がアウェイに感じるかもだが、どのシリーズの人でもない彼をひっぱってきて内蔵助としていただいたのは正しかった気がする。偏らないから。
余談だが東宝娯楽映画といえばクレージーキャッツの映画シリーズも忘れてならないが、1本目の「ニッポン無責任時代」が本作と公開年が同じで、その後人気シリーズとして屋台骨を支えるものの、この時点では東宝映画への貢献は無いのでクレージーのメンバーの出演はない。他社と違って、役モメは無かったと稲垣監督は語っている。「うちの俳優たちは自分たちが映画におけるひとつの素材だということをちゃんと認識している」 ただ、内匠頭だけは会社側が誰にするかすんなりいかなかったそうで、ちょうど契約が切れていた中村錦之助を呼ぶという案さえ出たという。 また、配役よりもスケジュール管理が大変だったそうで、三船敏郎([[俵星玄蕃]])と三橋達也([[堀部安兵衛]])が一緒のシーンが多いのはふたりともこのあと黒澤明の「天国と地獄」が控えてる都合らしい。三橋は最初[[清水一学]]で当てられていたのが変更になっている。(週刊文春'62.7/2号)<small>(註01)</small>
註01…数カ月後に本作の公開が控えてるので宣伝を意識してか、「ニッポン無責任時代」には「忠臣蔵」というワードが数回出てくる。註01…東宝娯楽映画といえばクレージーキャッツの映画シリーズも忘れてならないが、1本目の「ニッポン無責任時代」が本作と公開年が同じで、その後人気シリーズとして屋台骨を支えるものの、この時点では東宝映画への貢献は無いのでクレージーのメンバーの出演はない。数カ月後に本作の公開が控えてるので宣伝を意識してか、「ニッポン無責任時代」には「忠臣蔵」というワードが数回出てくる。
註02,03…オープニングが勅使下向だとか、モブシーンとかは8年前の「註03,04…オープニングが勅使下向だとか、モブシーンとかは8年前の「[[忠臣蔵 花の巻・雪の巻 (松竹)]]」でも、あるっちゃあ、ある。
それにしてもまったく同じ題名でこの映画の公開前年に松竹から東宝に移籍した白鴎を内蔵助に立てて、特徴的なシーンまでかぶるというのは、なにかしら挑戦的なキナ臭さを感じる。
註04…最初の記述から8年ほど経って、あらためて観ますと、高田の結末と本筋とのカラミが実にみごとで、そのあとのシーンとの流れもうまく機能していて、いまは好き。註05…最初の記述から8年ほど経って、あらためて観ますと、高田の結末と本筋とのカラミが実にみごとで、そのあとのシーンとの流れもうまく機能していて、いまは好き。
「大石東下り」は未だに気になる上に、あるシーンで大幅に削除されたことが伺える。
まんまとごまかされて宿屋をあとにする役人だが、その際になぜかみな、酔っ払っている。おそらく、たらふくごちそうをされて煙に巻かれたのだろうと予想できるが、そのシーンが無い。
 
<gallery>
画像:Hananomaki.jpg|thumb|海外版ポスター(2014年フランス、ナントのサムライ展より)
画像:bunsyun62.jpg|thumb|週刊文春'62.7/2号より
</gallery>
 

案内メニュー