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…こんなにはっきり「殿中」というワードに言及してるのに、実際に「殿中」がどういう意味か、'''ここにいた大人たち全員が、知らない&調べない(もしくは、わかってた上で「どうでもいい」と思ってる態度)'''という現場の低度に唖然とする。
(気が進まないけど、どういう言い損ないかを説明すると、殿中というのは言ってみれば「場所」のことであり、別のことで例えれば「師匠が!鶴瓶くんがフジテレビでスタジオ内を起こされたのじゃ!」みたいなこととなる。(鶴瓶師匠は番組と関係ないが、わかりやすいよう有名人を引き合いに出しました。))<small>(註01)</small>
たったひとつのほころびではあるが、その後にある、ゴリエの身体能力をおおいに活かした討ち入りの殺陣などは見応えがあり、そういう、裏打ちされた出来の良い場面が秀逸なだけに「細かいディティールはおざなり」という、部分的な'''手抜き'''や'''こだわりのなさ'''が際立ってしまうし、テキトーに台詞を与えるスタッフもスタッフだが、引き出しもないのに、与えられた台詞を渡されたまま、鵜呑みで本番に臨むこのシーンの出演者全員の、詰めの甘い雑な姿勢もおおいにシラケる。それで許されてしまう当時の時代背景も、忠臣蔵ファンとしてはいかにも寂しいものがありました。
予算をふんだんに使っているだけに、態度がいよいよ傲慢に感じられる。
朝イチから入って夜中まで超ハードな収録が繰り返され、ある時などトランス状態になったカメラマンが、座ってるゴリエの脚が油断で開き始めると、スカートの中を自然に覗きにかかっていたバグを発生させていたというから(YouTube「宮迫ですッ!」ゴリと伝説のコント番組「ワンナイR&R」について語ります…より)、「殿中」が「刃傷」になったくらいの間違い(忠臣蔵ファンには重要な事だが)を訂正する余力は残っていなかったのかもしれない。
註02…宮迫)「勢いがあったから、当時番組に。まぁみんなちょっと麻痺してたところもあったから」 ぐっさん)「してたし、もうなにやってもおもろいっていう、そういう空気でしたね」 宮迫)「もうノリノリ、イケイケの感じやったから」(YouTube「宮迫ですッ!」国会議事堂で大暴走?やばすぎる芸人ぐっさんの逸話…より。番組が終わるきっかけとなったコント「王シュレット」について)