差分

提供: Kusupedia
移動先: 案内検索

新作落語いろいろ

3 バイト追加, 2021年3月14日 (日) 09:20
編集の要約なし
「食(しょく)さそう 醤油の香り 我はバター 半分残し 酒蒸しにせん…」辞世のレシピ
鬼のようにどうでもいい日常的な題材でも、ものすごく聴き心地の良い唸りで作品にしてしまう太福師匠だから、見てるこっちは終始笑っていられる作品だが、コレの内容自体は、ダジャレがコンセプトになった登場人物にその生物の豆知識が散りばめられた、「面白いだけ」の作品。鬼のようにどうでもいい日常的な題材でも、ものすごく聴き心地の良い唸りで作品にしてしまう太福師匠だから、見てるこっちは終始笑っていられる作品だが、コレの内容自体は、ダジャレでもじられた登場人物に、その生物の豆知識が散りばめられた、「面白いだけ」の作品。
つまり、喬太郎師匠の落語のように、オカマの男色関係が、忠義忠孝のひねりになっているだとか、ブラック師匠のように、怪獣の個性が見事に忠臣蔵の登場人物に見立てられているといった、「なぜその題材で演ったか」というこだわりや奥行きは、この「サカナ手本」には無い。
そう言うと、ちょっとイジワルだが、ダジャレやギャグに徹してる点では、これはこれで個性であります。(ほかにも、[[梶川与惣兵衛|カニ川与惣兵衛]]「水中でござる!」。[[片岡源五右衛門|カツオか源五右衛門]]。[[大石内蔵助|大イカ内蔵助]]…笑)
作者(たぶん松田健次氏)が「2019年に登場人物が魚類になる雑想がふと転がってきた」ということで本を書き、企画を持ちかけられた太福師匠が節にしたりギャグを足して作ったという。作者(たぶん松田健次氏)が「2019年に登場人物が魚類になる雑想がふと転がってきた」ということで本を書き、企画を持ちかけられた太福師匠が節(ふし)にしたりギャグを足して作ったという。<small>(註01)</small>
註01…2021.3.13 江戸東京博物館小ホールでのネタおろしに配られた口上書と、トークより。

案内メニュー