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赤穂浪士(NHK)

11 バイト追加, 2022年3月13日 (日) 16:59
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前年に放送したドラマ「花の生涯」(S38.4〜12月放送)放送中に成功の見通しがついて、8月頃に「次、どうしようか」と議論を重ね、9月に「赤穂浪士」やろうってなってからキャスティングに入って、当時の歌舞伎界、映画界、新劇描い、テレビタレントまで揃えるのだから、なんとなく時代のゆとりを感じる。
それでもやはり、「かくて国鉄まがいのダイヤならぬ、明細なスケジュール表が作られ、七夕さまのように、全員ばったり顔を合わせる、貴重な一時をねらって深夜のビデオどり」と、なったそうでそれでもやはり、「かくて国鉄まがいのダイヤならぬ、明細なスケジュール表が作られ、七夕さまのように、全員ばったり顔を合わせる、貴重な一時をねらって深夜のビデオどり」と、なったとか<small>(週刊朝日S39.2.28号)</small>、それでも徹夜で録って朝を迎えるとまたみんな自分の畑仕事に去っていき、四十七士は半分くらいになっちゃうという、そんな手こずりに、長時間全部を付き合ってた長谷川一夫も(穏やかに)苦言を呈したという 徹夜で録って朝を迎えると、またみんな自分の畑仕事に去っていき、四十七士は半分くらいになっちゃうという、そんなすったもんだに、長時間全部を付き合ってた長谷川一夫もいいかげん(穏やかに)苦言を呈したという<small>(野村康一「実録テレビ時代劇史」ちくま文庫)</small>
そのほかにも、日本画家の新井勝利先生にお伺いを立てながら気を使ったはずの時代考証も、浅野家の家紋(違い鷹の羽。の入った小道具でしょうか)が、運んでる途中で180度ひっくり返って、左上のぶっ違いになって放送し、視聴者から怒られたとか、雨のヘリコプターの飛来で、羽音が入ったまま、千坂兵部と小林平八郎(実川延若と芦田伸介)の釣りのシーンがオンエアになった<small>(週刊朝日S39.2.28号)</small>とか、黎明期のテレビの現場は、なかなかてんてこ舞いだったようす。

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