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大忠臣蔵(NET)

111 バイト追加, 2023年12月6日 (水) 15:10
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映画界やテレビ界、演劇の世界から人気者を集め、おそらく史上最高の贅沢な顔合わせではないだろうか。たとえば東映「[[赤穂浪士]]」の萬屋錦之助の[[脇坂淡路守]]と東宝「[[忠臣蔵 花の巻雪の巻]]」の市川中車の[[吉良上野介]]が(それぞれその役で)同じ画面で拝めるんだヨお立ち会い。
それはたとえばミュージカル「RENT」のアンソニーラップが、出演作の「スター・トレック・ディスカバリー」のメンバーと一緒に(艦隊のユニフォームのまま)「Seasons of Love」を熱唱するような、そんなゴキゲンなのである。(よけいわかりにくいか…)Love」を熱唱するような、そんなゴキゲンなのである。(ちょっと違うか…)
世代的にうれしかったのは、武器調達のかどで拷問にあってる[[天野屋利兵衛]]を釈放する粋(イキ)な大阪のお奉行さんを中村梅之助が特出で演じてるとこ。彼は当時江戸町奉行「遠山の金さん捕物帳」放送中で大人気だったのだ!このサービスには当時のお茶の間はさぞ喜んだことでしょう。(さらに付け加えると天野屋を演じた[[元禄忠臣蔵 前篇・後篇|前進座]]のスター・中村翫右衛門は梅之助のお父さん。…まさかと思って天野屋と一緒に石を抱かされる子役を確認したが中村梅雀ではないようだw)
当時「大江戸捜査網」(三船プロ系。他局)でおきゃんなスリを演じてた岡田可愛が、似たようなパーソナルでカツシンの[[俵星玄蕃]]の回に出てるのも、「[[あゝ忠臣蔵]]」でも駕籠人足を演ってた小松方正を丑五郎で登板させてるのも、居酒屋主人といえば木田三千雄とか、酔っぱらいなら三井弘次といったように、お茶の間の」でも駕籠人足を演ってた小松方正を丑五郎で登板させてるのも、居酒屋主人といえば木田三千雄とか、酔っぱらいなら三井弘次といったように、これでもかというほどふんだんに提供される、当時のお茶の間には"おなじみ"または"なんか見たことある"を意識したシェアワールド的なキャスティングがいちいちうれしい。役者を配したシェアワールド的なキャスティングがいちいちうれしい。
10話に1回くらいのペースで当時人気のお笑い芸人(Wけんじ。ケーシー高峰。牧伸二。玉川スミ。島田洋之介・今喜多代コンビなど)が登場するのもニクい。
そんなわけで、あれだけ「おなじみエピソードは全部盛り込む」をコンセプトにしていたわりに、肝心な「勢揃い」「討ち入り」に、じゃっかんの肩透かし感が漂う。(そこに居ない有島一郎の、代役の背中ばかりを写して、アフレコで有島一郎の声だけかぶせるというシーンの苦しいことと言ったら…)
ただ、討ち入り回はそうした穴を埋めるべく、赤穂浪士以外の活躍をクローズアップしてがんばっている。不勢揃いの赤穂浪士の代わりと言ってはなんだが、吉良側は大友柳太朗や芦田伸介などメンツがズラリと揃っており、かっこいいし、ほかにもこれまで影なり日向なり活躍していたいろんな登場人物が集合してクライマックスを盛り上げ、吉良邸内外で立ち回りを見せてくれる。(さながら仮面ライダーの最終回の怪人大集合に似て…ああ、そういえばあのドラマも途中から藤岡弘不在だったなあ!)ただ、討ち入り回はそうした穴を埋めるべく、赤穂浪士以外の活躍をクローズアップしてがんばっている。吉良側は大友柳太朗や芦田伸介などメンツがズラリと揃っており、かっこいいし、ほかにもこれまで影なり日向なり活躍していたいろんな登場人物が集合してクライマックスを盛り上げ、吉良邸内外で立ち回りを見せてくれる。(さながら仮面ライダーの最終回の怪人大集合に似て…ああ、そういえばあのドラマも途中から藤岡弘不在だったなあ!ちなみに藤岡ライダーも'71放送作品)
このことは、予算もさることながら、スケジュール調整も難しかったのではと思う。
附言:スケジュールと言えば、不幸にも最終回前にお亡くなりになってるメインキャストがいるのも珍しい。人生のスケジュールをしくじった市川中車附言:スケジュールと言えば、有名なエピソードとして、不幸にも最終回前にお亡くなりになってるメインキャストがいるのも珍しい。人生のスケジュールをしくじった市川中車(8th)丈([[吉良上野介]]役。弟さんが代役をした)に触れないわけにはいかない。
●音楽良いです。いさましいけど、どっかさみしい。ぱっと頭に浮かぶ「忠臣蔵」の音楽と言えば、コレです。●音楽良いです。いさましいけど、どっかさみしい。ぱっと頭に浮かぶ「忠臣蔵」の音楽と言えば、コレです。冨田勲。
●ノンケの人が見てもすぐ引き込まれるという作風ではなく、あくまで昭和の時代劇ファン、三船ファン向けと思っていたが、過日まったくノンケの後輩が「南部坂」だけ見てたちまちハマり、最初に遡ってイッキ見していたのでやはり魅力たっぷりの連ドラなのかもしれない。●ノンケの人が見てもすぐ引き込まれるという作風ではなく、あくまで昭和の時代劇ファン、三船ファン向けかな…と思っていたが、過日まったくノンケの後輩が「南部坂」だけ見てたちまちハマり、最初に遡ってイッキ見していたのでやはり魅力たっぷりの連ドラなのかもしれない。
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