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身代わり忠臣蔵
,編集の要約なし
ラストの市街戦(というのが、まず忠臣蔵物では珍しいのだが)の「生首ラグビー」周辺には、いささか戸惑いを感じた。でも、この映画の見どころなんだと思うが。
もちろん生首で遊ぶという行儀の悪さ自体も引くのだが(いにしえより敵将の首には敬意を払うのがふつう。いくら笑ってほしいからといって長屋のヤクザや飲んだくれが死体にカンカンノウを踊らせるのと同列にしちゃいかんです)、そもそも、邸内で自分ところの殿様の首を取られたのを目の当たりにした用人たちがいったんは戦闘を諦めたのに、死んだ[[清水一学]]が(なぜか)よみがえって、引き揚げ中の四十七士と乱闘を(なぜか)蒸し返す。この決着がまちなかでの吉良の首をボールに見立てたラグビー試合(風)なのだが、コメディとしての締めくくりに、なにか派手なギャグをラストに持ちこみたい気持ちはわからないでもないが、こういう筒井康隆チックな遊びじゃなきゃいけなかったんだろうか?が(なぜか)よみがえって、引き揚げ中の四十七士と乱闘を(なぜか)蒸し返す。この決着がまちなかでの吉良の首をボールに見立てたラグビー試合(風)で、コメディとしての締めくくりに、なにか派手なギャグをラストに持ちこみたい気持ちはわからないでもないが、こういう筒井康隆チックな遊びじゃなきゃいけなかったんだろうか?
それまでが生首ラグビーのギャグをすんなり受け入れられる系統のブラックな流れでもなかったように感じるし…