差分

提供: Kusupedia
移動先: 案内検索

忠臣蔵 花の巻雪の巻

14 バイト除去, 2024年4月21日 (日)
編集の要約なし
夫婦は雲水(行脚の僧)となった[[寺坂吉右衛門]](生きてた!但馬に向かう途中なのである。)を見送ったあと、生まれた赤ん坊に「お前の代になったら、この話は大きな声で話せるようになるぞ」と語りかけている。
シナリオでは序盤…中盤…終盤と、定期的に大衆代表のモリシゲ夫婦が出てくることで、彼らの有用性と時間の経過。また赤穂事件が後世にまで語り継がれる未来について言及して、作品全体を柔らかくまとめる役割がかなり重たく働いているのに、中盤を一部削除してラストをまるまるカットすることで、ひじょうに中途半端な…それどころか違和感まで残すクオリティになってしまっている。あれば本作の個性が、より際立った気がする。シナリオでは序盤…中盤…終盤と、定期的に大衆代表のモリシゲ夫婦が出てくることで時間の経過、または赤穂事件が後世にまで語り継がれる未来について言及して、作品全体を柔らかくまとめる有益な役割がかなり重たく働いているのに、中盤を一部削除してラストをまるまるカットすることで、ひじょうに中途半端な…それどころか違和感まで残すクオリティになってしまっている。あれば本作の個性が、より際立った気がする。
ただ、このモリシゲのシーンは、2022年7月。国立映画アーカイブただ、このモリシゲのシーンは、2022年7月。国立映画アーカイブ(長瀬記念ホール ozu)の「東宝の90年 モダンと革新の映画史」で上映されたとき、ほかのおおぜいの観客(東宝映画やスターをこころえていて、金語楼や脱線トリオが出てくるだけで笑える世代)と一緒に見ていると、印象がかなり違った。
「モリシゲが"東下りみたいなことをしている"」ということで用意されたシチュエーションを映画館では観客はすんなり受け入れ、理屈を超越したなにかが場内で成立しているのだ。これはお茶の間でDVDで見ているだけでは見つからない効果である。

案内メニュー