新歌舞伎の元禄忠臣蔵がそうみたいなんですが、浪曲「南部坂雪の別れ」には[[戸田局]]が出てこないバージョンがあって、スパイ[[紅梅|お梅]]がスパイじゃなくて[[大石内蔵助|内蔵助]]に酌やらトークやら、ちょっとしたホステスぶりを発揮している。新歌舞伎の元禄忠臣蔵「南部坂雪の別れ」のキャラ。あたし見てないんで、これを受けた浪曲を元に記述。
ここには戸田局の代わりに奥家老、落合与右衛門なる人物が接客に出てくる。[[戸田局]]が出てこないバージョンで、ここには戸田局の代わりに奥家老、落合与右衛門なる人物が接客に出てくる。
内蔵助が討ち入りの意思が無いことを告げると叱咤しようとするが、ここでの瑤泉院はスタンダードな「南部坂」のようにプイッと退出したりせず「これ与右衛門つつしみましょうぞ。たとえ内蔵助の心底が如何にあろうとも、お殿様在世の折には二人となき家来と思し召された内蔵助じゃ」とフォローする。スパイ[[紅梅|お梅]]がスパイじゃなくて[[大石内蔵助|内蔵助]]に酌やらトークやら、ちょっとしたホステスぶりを発揮している。 浪曲では内蔵助が討ち入りの意思が無いことを告げると叱咤しようとするが、ここでの瑤泉院はスタンダードな「南部坂」のようにプイッと退出したりせず「これ与右衛門つつしみましょうぞ。たとえ内蔵助の心底が如何にあろうとも、お殿様在世の折には二人となき家来と思し召された内蔵助じゃ」とフォローするが、新歌舞伎のほうでは追い出しちゃうみたいですね。すぐ疑いは晴れるようですが。 このバージョンの「南部坂」では、訪れる日は討ち入りより前で、ここに来たことで吉良屋敷のお茶会の日程を知る。
