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蜷川幸雄の仮名手本忠臣蔵

サイズ変更なし, 2008年10月12日 (日) 04:48
編集の要約なし
古いのやってるわりにスタイリッシュに感じ、のめり込むと「時代劇」に見えなくなってくる。ビデオのパッケに「ギリシャ悲劇の味わい」って書いてあるけど、ギリシャ悲劇知らないけど、たぶんそんなかんじなんでしょうねえ。ヨーロピアンなニオイがしてくるのだ。
明るい要素を徹底して排除した構成とはいえ、あらためて全部通して見ると、仮名手本ってズ〜ッと悲劇なんですね。この意識的な「悲劇構成」のおかげで、後半になるにしたがって盛り上がるどころかどんどん陰気くさい気分になって「討ち入り」もスカッとしない。ていうのはたぶん、計算かもですが。そもそも悲劇要素ばっかしの仮名手本忠臣蔵から、明るい要素を徹底して排除した構成のせいか、後半になるにしたがって盛り上がるどころかどんどん陰気くさい気分になって「討ち入り」もスカッとしない。ていうのはたぶん、計算かもですがね。
浄瑠璃の代わりにオペラみたいな歌が入ります(音楽:宇崎竜童)。

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