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通し狂言 仮名手本忠臣蔵

サイズ変更なし, 2009年3月11日 (水) 11:57
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'''大序''' 鶴岡八幡宮のリフォームを祝ってのイベント中、偉いじいさん[[吉良上野介|高師直]](こうのもろなお)と接待係の[[桃井若狭助|桃井]]君がヘンな空気になる。フィクションとはいうもののかなり史実とかけ離れた大胆なアレンジ。「プロローグ!」てかんじでパーッときれいなビジュアルが印象的。幕が開くとおばさんのお客さんが「ふぁ〜」と喜ぶ。文楽版(がオリジナル)を見たら舞台構成がまったく同じなのでおもしろかった。今で言えば、漫画が実写になったかんじ。
'''二段目''' 桃井 館の場。お使いに来た大星由良之助の息子[[大石主税|力弥]]を加古川さんちの娘を[[加古川本蔵|加古川]]さんちの娘[[小浪]]がむかえて恥じらいの接待。若いカップルの仲良しぶりがここで出てくる(力弥使者)。そして殿様の桃井君が側近の[[加古川本蔵|加古川さん]]に「おれ、あいつヤルから」と高師直をやっちゃうことを告白する(松切り)。平成20年中村座に於いて三十ウン年ぶりに公開された。DVD未収録。
'''三段目''' 加古川さんが桃井君に内緒で高師直に詫びを入れて仲を取り持つ(進物の場)。高師直はいじめの矛先を [[加古川本蔵|加古川さん]]が桃井君に内緒で高師直に詫びを入れて仲を取り持つ(進物の場)。高師直はいじめの矛先を[[浅野内匠頭|塩冶判官]]に変える。松の廊下で喧嘩〜刃傷(喧嘩場)。DVDの尾上梅幸と尾上松禄のケンカはオーバーアクションであるにも関わらず刃傷までのイライラの高ぶり、持っていきようが見事。
DVDにも未収録の「裏門合点」を見ておりません。